ドラゴンボール超漫画の第44話「脱獄囚モロ」のネタバレ感想です。力の大会の続編となる漫画オリジナルの銀河パトロール囚人編ですが前回で敵の名前が判明!!そお名は星喰いのモロ・・・かつて大界王神とも戦ってことのある強敵で星々から生命エネルギーを吸収しそれをわがものとすることのできる魔力の持ち主であるということが明らかとなりました。
 そして前回ラストではモロの気を探ろうとした悟空が逆に気を悟られていることを知り、戦慄が走る・・・といったシーンで終了となりました。では44話のネタバレ感想スタートです。

今までの敵とは違う異質なモロの気

 気を探っていることをモロに悟られたこと、そしてなによりモロの異質な気にとまどう悟空・・・そんな様子を見たベジータもモロの気を探ろうとするのを「やめろ!向こうは気を探られていることを気付いている!」と慌てて制止する悟空・・・ベジータも「そんなことができるやつなのか・・・」と驚きながら悟空にどんな気の持ち主だったのかを尋ねる。すると悟空は気そのものは大したことはないが・・・まるでとんでもない数の人間が悲鳴をあげているかのような恐ろしい気の持ち主だと答える。
 モロの気に対して独特の恐ろしい表現をした悟空に対して、メルスがモロは生命エネルギーを吸収して自らの力にするため、モロの気は殺されてしまった生命の集合体であり、それが悟空の感じた「とんでもない悲鳴を上げているかのような気」の所以であるとし、モロによりいままで信じられないほどの生命がモロにより殺されてしまったことを語る。また投獄されてから1000万年以上たつのに寿命により死なないのも今まで吸収した生命エネルギーがあまりに膨大な量のため桁違いに寿命が長いのだということも・・・

脱獄したモロの狙いは!?

 場面は脱走中のモロの宇宙船・・・船内にはモロと宇宙船の運転手がいる。先ほど悟空により気を探られたことを少し気にしている様子のモロ。しかし大したことではないとばかりに宇宙の星々の中から生命エネルギーの反応のある星を探り始める・・・・宇宙にずいぶんと生命エネルギー反応があることを探知するも今のモロの魔力ではすぐに限界が来るようで「うう・・・」と苦しみだす。
 そんなモロの様子を見て。運転手が「間もなく目的地ですので!もう少しお待ちください!」というと不敵な笑いを浮かべながら「そうか・・・楽しみだ」と返すモロ。

 一方悟空たちの宇宙船。モロが今いる場所のあたりには生命反応のある星はほとんどないことを不思議に思うジャコ・・・しかし悟空が今モロのいるあたりに新ナメック星があることを思い出す・・・
 そんな悟空たちの会話を聞いていたマカレニ兄弟たちが「ナメック星には何でも願いが叶う球があるんだろ?」とドラゴンボールの存在を知っている発言をする・・・マカレニ兄弟曰くかつて銀河刑務所に投獄されていたときにフリーザ軍の脱走兵がおりその脱走兵からドラゴンボールやナメック星のことを聞いたとのこと。そしてその脱走兵は刑務所から脱獄しドラゴンボールを探し出す協力者を探していた。おそらくモロにもドラゴンボールやナメック星のことを話したであろうと・・・

新ナメック星へ・・・!!

 場面は変わり新ナメック星。ナメック星人たちが平和に暮らしている・・・とそこへモロの宇宙船がやってきてしまう・・・・!!とまどうナメック星人たち・・・そこへ瞬間移動で悟空とベジータが到着する。ナメック星人たちに事情を話ここからできるだけ離れるようにいう悟空たち・・・

 モロはそんな悟空たちを見て「ずいぶん質のいいエネルギーを持っているではないか・・」と不敵にほほ笑む。一方の悟空たちはモロを大した気ではないとしながらもモロの不気味な気にヤバイ予感を感じていた・・・

 そして宇宙船が悟空たちの近くに着陸し新ナメック星へと降り立つモロ・・・対峙するモロと悟空&ベジータ・・・とナメック星人たちの民家に逃げずに隠れているナメック星人の子供が・・・モロはその子の気を感じ取り魔力で手元へと引き寄せ首を締め上げ殺そうとする・・・しかし間一髪のところでベジータが救出・・・!「ナメック星人たちにはむかし迷惑をかけた過去があってな・・・これ以上数を減らすわけにはいかん」とし、そのままモロとベジータの直接対決が始まる・・・・

 まずは超サイヤ人で攻撃を仕掛けるベジータ・・・しかしヨボヨボの姿ながらモロもなかなかの動きを見せベジータの攻撃が全く当たらない・・・今度はお返しとばかり超能力でベジータを攻撃。ベジータの動きを操り岩山に激突させる・・・・ここでベジータ超サイヤ人ゴッドに変身!攻勢を仕掛けモロの顔面に蹴りをヒットさせる・・・少し面食らった様子のモロ・・・そして再び超能力でベジータを攻撃・・・木々を操りベジータに突き刺そうとするもゴッドとなったベジータには全く通用しない・・・するとモロおもむろに来ていたフードを脱ぎ「そんなにオレの魔力が見たいのか・・・いいだろうみせてやる」

 一方、メルスたちの宇宙船。悟空が瞬間移動できることを知らず焦るメルス・・「今モロに会うのは危険すぎる・・」と。そして他の船員の「我々も悟空に続き新ナメック星に向かったほうがよいのでは?」との問いかけに対してモロを倒すには魔人ブウの力が不可欠のため一度銀河パトロール本部に戻るというメルス。

 そんなメルスに対して悟空とベジータの強さはかなりのもの。あの2人がモロを倒してくれるのではと問うジャコ・・・しかしメルスは「いえ。それは考えにくいでしょう・・・」と答えるのであった・・・・(おわり)

ドラゴンボール超 漫画44話 銀河パトロール囚人編ネタバレ感想

 
 モロとベジータの直接対決が始まりました。このモロですが今回の話で寿命が尽き欠ける寸前であったことが本人の口から語られますが、その割にはかなりの強さです。超サイヤ人ベジータとの戦いではベジータの攻撃が全く当たらずむしろ超能力を使った攻撃でやや優勢といったところでした。
 悟空とベジータはモロについて「不気味な気の持ち主ではあるものの気自体は大したことはない」といっていましたが、どうやら今のドラゴンボール超ではノーマルの超サイヤ人ぐらいでは大したことはないに位置づけられるようですね(笑)
 
 またゴッドベジータの蹴りがヒットしたにもかかわらず大したダメージを受けていなそうなことからもタフさも兼ね備えていそうですよね。そしてそんなモロがいよいよベールを脱ぎそうな次回。メルスの「悟空とベジータがモロに勝つということは考えにくい」という不吉な発言といい嫌な予感が漂いますね・・・