さて最近のブログでは漫画のネタバレ感想を書いていましたが今日は久しぶりに公務員についてです(笑)。
 とうとうコロナウイルスによる緊急事態宣言が発令。とりあえずは1月間をめどに発令されましたがなお感染者数は右肩上がりに増加。
 金曜には東京都内で初の1日200人以上の感染者数は発生するなどこのままでは緊急事態宣言が延長されるのもほぼ間違いないのではないかと思います。(緊急事態宣言は最大3年間まで延長可能。)

 消費増税による消費の落ち込みに加えコロナショックが加わったことで倒産する企業も増加。
 もし緊急事態宣言が延長となればさらに倒産企業も増加し大手企業も決して安泰とは言えなくなります。
 
 そんなリーマン以上ともいわれる今回のコロナショックですが、就職を控える学生たちの中で公務員志望者が増加しています。
 コロナ発生前の好景気とされていたときでさえ学生の人気就職ランキングで上位に位置していた公務員。
 とはいえ最近は倍率は低下傾向で受験生にとっては合格しやすい状況だったのですが今年からしばらくはかなりの狭き門となりそうです。

 しかし昨今のような状況で公務員を志望する学生のほとんどの志望動機は不況でもリストラがなく安定しているうえ給与も人並み以上にもらえ羨ましいからという消極的な理由からくるものではないでしょうか?
 もしそうであれば本当に公務員でいいのかということを今一度考えたほうがいいと思います。
 なぜならば私自身もそうですし似たようなケースも実際沢山見てきたのですが気持ちが持たずせっかく合格してもすぐに退職してしまうというケースが後を絶たないからです。
 そこで今日は公務員の内情についてまとめていきたいと思います。これをみて本当に公務員が羨ましい職業と言えるか考えてみてほしいと思います。

公務員は低学歴で無能な輩が年功序列で幅を利かせている

 公務員は景気がいい時には高学歴の優秀な学生には見向きもされません。高額報酬がもらえる企業へ就職します。
 すなわち平常時には公務員を志望する学生はあまり質のいい学生はいないのです。(断言します!)
 現に私もここ数年の間に大卒程度の試験を合格した採用職員と一緒に仕事をする機会が何度もありましたが、ことごとく外れの人材でした。
理解力がない。極度のあがり症で会話がまともにできないなど本当に試験に合格したのかと疑わざるを得ない人材ばかりでした。

 また私の上の世代もほとんどが無能なオヤジ連中と言った感じでした。
 例えば法律を読めば正しい解釈はこうなるということがハッキリ参考書に書いているにかからわず自分の考えを曲げないというバカが大勢います。
 若手の間はこのような人物に苦しめられることになるでしょう。

 つまりあなたの上の世代も下の世代も世の中の余り物のような人物だらけの環境下で働かなくてはいけないのです。
 まともな人も稀にいますがまず期待しないほうが身のためです。全員ダメ人間と思ったほうが無難です。

公務員は無駄な仕事が多く減らすどころか自ら増やす・・・

 次に仕事面です。とにかく無駄なことが多いうえ、さらにはその無駄なことをなくすどころか増やす傾向があります。
 特に個人的に無駄だと思う最たる例が、文書を保管している倉庫から文書を持ち出し時に記録簿をつけなくてはいけないという方針が決まった時です。
 これは安倍昭恵のモリカケ問題による公文書改ざんが契機となり国家公務員組織全体が義務付けられた処理方針です。
 私は文書管理などの庶務関係は疎いのですがある日内閣大臣官房より各組織全体にお達しが来ました・・・
 
 この方針により文書を倉庫から出した日時や目的戻した日時を記録したうえ上司の確認までもらわなくてはいけなくなりました。
 本当にあのバカ嫁はやってくれます。(笑)

 ほかにも休日出勤した際の代わりの休日をもらうのにわざわざ文書を立案・作成し上司の決裁をもらわなくてはいけないなど無駄に細かいことが多々あります。

公務員は厄介な敵が多い・・・

 さてこのように組織内に職員・そして無駄な仕事と厄介ごとが多い公務員でですが外部にも敵は大勢います。
 マスコミによる公務員叩きに便乗した勘違い市民がやたらと喧嘩を吹っかけてきます。

 私の場合は関東管内で窓口業務をしていたのですがとくに民度が低いことで有名な神奈川県民は本当に最悪な人種でした。
 特に横浜・川崎市民は無駄にプライドが高く自分の非を認めない特殊な人種のため収拾がつきません。かなりのストレスでした。

 また仮に窓口業務を回避したとしても電話で制度の欠陥についてのクレームなどで1時間以上延々と対応しなくてはいけないこともざらです。

まとめ

 いかがでしたか?このように公務員は内にも外にも問題がたくさんあるのです。
 今の現状から言って自分のやりたいことは他にあるけどとりあえず公務員というのも仕方ないのかもしれません。
 しかし、そうやって公務員になれたとしても私のように嫌気がさして途中で退職する。(もっとも私の場合はある程度貯金を溜めたうえでやめましたが・・・)
 あるいは最悪なことにメンタルを病んで廃人になるという危険性は大いにあります。
 現に今公務員の病休取得者は右肩上がりに増加しています。

 「絶対に公務員として社会貢献するんだ。」というアツイ気持ちがあれば多分そこそこは耐えれると思います。
 しかしリストラがなく羨ましい職業とされているからという消極的な理由では結局長続きせずむしろ自分の精神にダメージを与えるだけかもしれないのです!

 これから公務員を志望される方はそういった覚悟も持って試験に臨んでいただきたいと思います。