コロナウイルスの猛威が止まりません。感染者数は発生源の中国はもちろん日本そして世界的にみても日増しに増加しています。
 この記事を書いている時点のコロナウイルスの日本における感染者は85人。都道府県レベルで見ると東京、そしてダイヤモンドクルーズ号が停泊していた神奈川県はもちろん北海道や沖縄県にまで感染者が報告されています。おそらくこのペースでいくと47都道府県で感染者が報告されるのは時間の問題でしょう。
 特に症状として37.5℃以上の発熱、喉の痛み、咳、痰、胸部不快感などの一般的な肺炎症状が見られるケースが多いとされていますが、感染者であってもこれらの症状がほとんどみられないために検査を受けた段階で陰性と診断された方が再検査では陽性だった例の報告もあり自覚症状のない方が知らず知らずに周囲に感染を拡大させているという可能性も大いにあります。さらにはそんな自覚症状のない方が急激に呼吸困難などの症状が現れて死に至る例も報告されています。
 原因についてもヘビやオオカミ、コウモリ、ネズミ等の動物が原因ではないか等様々な説が飛び交っていますが未だに確固たる原因は特定されておらず、潜伏期間についても平均3日とされている一方最長で24日とかなりの乖離があり、治療効果も確立されていません。
 まさに未知のウイルスといえます。

 さて、今回のコロナ関連のニュースなどを見て是非皆様に読んでほしい漫画があります。それはゴルゴ13の「病原体 レベル4」というお話しです。
 ゴルゴ13といえば凄腕スナイパーであるデューク東郷の活躍を描いた漫画ですがエボラウイルスによる船内のパンデミックを描いた話である「病原体 レベル4」が1995年に描かれています。(船内パンデミックという点でダイヤモンドクルーズ号とも被るんですよね。)

「病原体 レベル4」あらすじ

 デューク東郷が乗ったアメリカ行きの豪華客船で密猟猿が運ばれていた。じつはこの猿は新種のエボラウイルスに罹っており、ゴルゴを含む乗客1240名も感染してしまう。次々と倒れる乗客達‥絶体絶命な状態のなか、デューク東郷は医師に電話をしたものの、「レベル4のウイルスで、死亡率90%以上、治療薬はない!」と告げられる。そしてアメリカ政府も感染拡大阻止を選択し港への入港を拒否した‥絶体絶命の中デューク東郷はこの危機をいかに打開するのか‥?

いかにしてデューク東郷はこの危機を乗り切ったのか‥?

 詳しくは是非漫画を見て欲しいのですが、デューク東郷は客船を脱出しアメリカ国内に上陸するとほかの密猟猿がいる検疫所へ向かいます。そして抗体を持つ猿を探し出すとその猿から血清を作って危機を脱します。

血清は本当に有効な方法なのか‥?

 さて漫画ゴルゴ13においては猿から抽出した血清により危機を脱したデューク東郷ですが、この血清は実際は有効な方法なのでしょうか?

 中国の複数メディアによると新型コロナウイルスの感染から完治した患者の血漿(血液の液体部分。血清はこの中に含まれる!)で作られた血液製剤が開発され、治療に効果が出ていると報じています。

 また中国国務院関係機関の国資委が①中国の製薬会社が完治した患者の血漿から作られた血液製剤を試験的に10人以上の重篤患者に使用したところいずれの患者も12時間から24時間の間に炎症を表す指標が下がり明らかな回復傾向が見られたこと。②完治した患者の体内に特別な抗体が作られその成分がウイルスの制圧に効果があるとみられるという2点を発表しています。

 ゴルゴ13は漫画の世界のお話しですが、こうしてみるとコロナから完治した患者から血清を採取するという方法も極めて有効な手段の一つといえそうですね。

 日増しに感染者が拡大するコロナウイルスの猛威。果たしていつになったら収束するのでしょうか?一刻も早い事態の収束を祈りつつ本記事を終えたいと思います。