今日はドラゴンボールのスピンオフ作品『エピソードオブバーダック』についてです。前回の記事で『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜』についてとりあげましたが、この『エピソードオブバーダック』はその続編にあたり、フリーザのデスボールにより惑星ベジータともども消滅してしまったと思われたバーダックが実は生存していたとして繰り広げられるIFストーリーです。概要や登場人物、ストーリー、見どころなどまとめていきたいと思います。

概要

 『Vジャンプ』にて2011年8月号から10月号まで3号連続で連載され、その後2012年には『DRAGONBALL SSSS PROJECT(ドラゴンボールフォースプロジェクト)』の一環としてアニメ化されました。また『最強ジャンプ』2012年3月号に付録として『超サイヤ人絶滅計画』と共にDVDソフト化されました。

登場人物

・バーダック

 カカロット(孫悟空)の父に当たるサイヤ人。フリーザのデスボールによって惑星ベジータと共に消滅したと思われたが、生存しており気が付くと惑星プラントの医師イパナのもとで手当てを受けていた。とまどうバーダック・・・そこへ宇宙海賊チルドの一味が惑星プラントに現れ略奪を開始する。チルド一味を一蹴し撃退に成功するバーダックであったが、部下からの連絡が途絶えたことに不信感を抱いたチルド本人に狙われることに・・・・

・イパナ

 惑星プラントの医者でバーダックの看護をしていた。医療に使っている薬はバーダック曰く「メディカルマシーンの液体そっくり」で患部にかけることでたちどころに治癒する。

・ベリー

 バーダックを助けたイパナの息子。普段は騒がしいが、人見知りがち。チルド一味撃退後リハビリと称して洞窟で1人トレーニングに励むバーダックに毎日食事を運んでいるうちにバーダックと心を通わせることになる。

・チルド

 宇宙海賊のリーダーでフリーザの先祖とされる。第一形態のフリーザによく似た姿をしているも体系や口調はフリーザに比べやや子供っぽい。また激怒しても一人称は変わらないが、感情的になると乱暴な話し方になるところはフリーザと同じ。バーダックとの直接対決では終始バーダックを圧倒する実力を見せるも、超サイヤ人へと覚醒したバーダックには到底敵わず返り討ちにされる。その後一族に向け「金色に変化するサイヤ人に気をつけろ」と遺言を残し息絶える。
 その後チルドの遺言は「伝説の超サイヤ人」としてフリーザ一族に語り継がれることとなったが、皮肉なことに子孫であるフリーザやコルド大王は後に孫悟空やトランクスなどの超サイヤ人に倒されてしまうこととなる。

見どころ

 なんといってもバーダックが超サイヤ人へと覚醒するところでしょう!イパナを傷つけられたことに対するチルドへの怒りに加えトーマ達や惑星ベジータを守れなかったことへ自分自身への怒りが加わることで超サイヤ人へ覚醒!
 間接的にではありますがトーマ達や惑星ベジータの仇を見事に果たす形となりました。

 今日はドラゴンボールのスピンオフ作品『エピソードオブバーダック』についてまとめました。