筆者の地元の富山県で起きたとある公務員の事件が注目を集めています。

実はこの事件を起こしたとされる公務員は日本国籍ではなくアメリカ国籍なのです。

日本の公務員として外国籍の方が勤務することは可能なのでしょうか?
気になったので調べてみました。

以下事件の概要とともに「富山でアメリカ国籍の公務員の事件発生!外国人でも日本の公務員になれるの?」としてまとめていきます。




➀富山県のアメリカ国籍公務員による事件概要まとめ

まずはこの富山県で発生したアメリカ国籍の公務員による事件の概要をまとめます。

今年の2月上旬に富山県東部に住む30代の公務員の男が富山県内で13歳未満の女の子に対し体を触るなどし強制わいせつ容疑で逮捕されたというものです。

そして驚くべきはこの公務員男性が逮捕されたのが2月以降で3回目ということ。
これは少なくとも同様の事件が3件発生しているということですよね。

現在逮捕された公務員男性は容疑を否認しているようですが・・・果たして?
いずれにせよ事件の早期解決を望むばかりです。

➁外国籍の方が日本の公務員になることは可能なの?

さて冒頭でもお話ししましたがこの事件が注目を集めているのはこの公務員男性がアメリカ国籍ということです。
普通の感覚から考えると「日本の公務員に外国籍の方がなれるの?」って不思議に思いますよね?

そこで調べてみたところこのてん国家公務員と地方公務員で大きな相違点があることがわかりました。




⓷外国籍の方の公務員 国家と地方で違いあり!

まずは国家公務員の場合です。

国家公務員は日本国籍でなくてはなることができません。
人事院規則(人事院規則8-18第9条)に「日本国籍を有しない者」は受験資格がないと規定されています。

一方地方公務員の場合は各自治体によって要件がまちまちのようで外国籍の方でも公務員になることが可能な自治体があります。
(もっとも在留資格が永住者であることを条件としているところが一般的のようです)

このことから今回逮捕された公務員男性は地方公務員であることがわかりますね。

⓸「富山でアメリカ国籍の公務員の事件発生!外国人でも日本の公務員になれるの?」まとめ

以上「富山でアメリカ国籍の公務員の事件発生!外国人でも日本の公務員になれるの?」でした。

結論としては「地方公務員であれば外国籍の方でも日本の公務員になることは可能」ということになります。
バリバリ金髪の白人の方でも日本の公務員として窓口で業務をしているかもしれないと考えるとちょっと意外な気もしますよね。