昨年末の発覚した私の元職場で国土交通省の出先機関でもある関東運輸局で発覚した職員による横領事件。
給与を扱うポストを最大限悪用したうえで1年半にわたり自身の給与を不正に上乗せ!
その結果1500万円以上の税金が横領職員の借金の返済や遊興費に消えてしまいました。
さて世間ではスシローでの迷惑行為事件が話題です。
先日この犯人とされる高校生とその父親がスシローに謝罪に行ったことがニュースとなりましたがスシロー側は民事刑事両面で法的手続きに入ることを宣言しました。
関東運輸局でもこのスシローの対応のように横領犯に対して民事刑事双方で告訴するのか?
気になったので関東運輸局に実際に聞いてみました!
以下「関東運輸局に横領犯に対しスシローの迷惑行為対応のように刑事民事双方で告訴するか聞いてみた!」としてまとめていきます。
目次
➀関東運輸局の横領事件 1500万円を回収するには民事事件化しなければいけない
関東運輸局での横領事件がニュースとなった際に「警察とも相談中」である旨が報道されていました。
これにより少なくとも刑事告訴する方向で進められていることはわかりました。
しかし刑事事件は犯罪を犯したに人物に懲役や禁固や罰金などの刑罰を科すためのもの。
刑事事件だけだは奪われた税金1500万円は回収できません。
そのためスシローのように刑事と併せて民事でも横領犯を告訴する必要があります。
➁関東運輸局の横領事件 民事事件として裁判に勝訴しても不発に終わる可能性も!
さてここでですが民事事件化して横領犯から1500万円を回収するためには「1500万円支払え」という旨の確定判決を得ると同時にその確定判決文をもとに横領犯の財産に強制執行手続きを行い1500万円を回収する必要があります。
そのため裁判に勝訴しても横領犯に財産がなければ裁判を起こすだけ費用が無駄になってしまう可能性も高いです。
そうなった場合は「この1500万円はどのように埋め合わせをするのか?」という疑問が出てきますよね?
そこでこういった疑問を当事者である関東運輸局に実際に確認してみました!
⓷関東運輸局の横領事件 現在の状況や1500万円をどう回収するのか実際に聞いてみた!
私が関東運輸局に照会した内容は以下の内容です。
・横領事件のプレス発表時に「警察に相談中」とあったがその後の動きは?
・1500万円の回収のために民事としても告訴するのか?
・民事事件をしても債権回収が不能な場合どうやって横領されたお金を埋め合わせするのか?
・最近公務員がミスを自腹するケースが増えているが最悪関東運輸局全職員が自腹を切って埋め合わせすることは?
この内容を昨年末の横領事件のプレス発表直後から何回かに分けて照会してみました。
ところが2月になっても何ら回答がきません。
そこでこの照会に対してどうなっているのか確認したところ関東運輸局からとんでもない回答が返ってきたのです。
⓸関東運輸局の横領事件 事件についての関東運輸局の予想外の回答内容
関東運輸局から私の横領事件についての照会に対してどうなってるか確認したところ返ってきた答え・・・それは「回答すべき案件ではないため回答しない」というものでした。
この回答にはちょっと目を疑ってしまいました。
納税者として気になって仕方がない「横領された税金がどうなるのか?」「回収される見込みはあるのか?」という疑問は関東運輸局は答えるべき内容ではないというのです。
事の重みを把握しているのか個人的には疑いたくなる内容ですが・・・本当にこの横領事件は解決できるのでしょうか?
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真面目過ぎるがゆえに悩んでいる公務員の方は必見の内容!
読み終わった後きっと心が軽くなること間違いなし!
⓹「関東運輸局に横領犯に対しスシローの迷惑行為対応のように刑事民事双方で告訴するか聞いてみた!」まtめ
以上「関東運輸局に横領犯に対しスシローの迷惑行為対応のように刑事民事双方で告訴するか聞いてみた!」でした。
ちなみにこの関東運輸局の回答を受け「納税者として横領された税金が無事に回収されるのかどうかの確認が答えるべきではないというのは不誠実ではないか?」と即座に再照会しましたが・・・この調子ではまた無視されそうです(笑)
しかし「答えられない」のならしっかり根拠をつけたうえでそう回答すればいいだけの話。
こちらはただただ待ちぼうけです。
それすらできないところをみると「なんだかなあ・・・」と思ってしまいます。
私が在職していたころもダメダメの組織でしたがこの様子でも現在は当時よりも輪をかけてひどくなっているのは間違いなさそう(笑)
国家公務員希望の方は絶対に関東運輸局だけは避けておくのが無難ですよ(笑)