キン肉マン週プレネタバレ感想。今回は第298話の「オメガの猛攻!!」です。前回297話ではアタルのナパームストレッチからオメガハンドの中指と小指を犠牲にしつつもアリステラが脱出・・・掟破りのナパームストレッチをアタルにかけ返し一転してアタルが大ピンチに陥ります・・・さらにはアタルの業火のクソ力をメタモルフォーゼに成功したアリステラ・・・立ち上がったアタルに対してとどめとばかりに必殺技ジャイガンテグローブカッターを炸裂させます・・・このままアタルは敗れてしまうのか・・・?それでは298話のネタバレ感想スタートです。

オメガの猛攻VS肉のカーテン

 アリステラのジャイガンテグローブカッターがアタルに炸裂する・・・口から大量に吐血しダウンするアタル・・・オメガハンドの中指と小指を失ったもののその代償に得た業火のクソ力に満足し勝利を確信するアリステラ。しかし「オメガのクソ力とやらは・・・この程度のものなのか・・・?」と立ち上げってくるアタル・・・そんなアタルにエルボーを叩き込むアリステラだがアタルは倒れない!そして肉のカーテンの構えで「その新たな力でオレを倒してみろ!」とアリステラを挑発するアタル。そんなアタルに対して「なんだ?お前のその余裕はーーーっ?」といら立ちを爆発させパンチの連打を繰り出すも全て肉のカーテンに防がれる。

アタルの意図

 パンチの連打をことごとく防がれながら「お前のその余裕はキン肉王家を逃げ出した無責任さからくるものだーーっ」「自分はオメガの使命を背負っており無責任なお前とは違うんだーーっ!」とアタルを非難するアリステラ・・・そんなアリステラの攻撃を肉のカーテンで受け続けるアタルをみてたまりかねたブロッケンがタッチを要求するも意味ありげな視線を送りタッチを拒むアタル・・・そのときハッとするブロッケン・・・アリステラをかつてラーメンマンを父の敵として倒すことのみに執着し呪縛に囚われていた自分自身として、そしてアタルを呪縛から自分を解放し正しいほう呼応へ導いてくれたラーメンマンとして重ね合わせることでアタルの意図に気が付く!!アタルがこの戦いを通じて自分がかつてのラーメンマンの役割を担うことでアリステラを正しい方向へ導きこうとしているのだと・・・・

「願い」の違い

 そんななかアリステラとマリキータマンがツープラトン技「グロリアスエヴァンタイユ」でアタルを締め上げる・・・しかしアタルの意図を理解したブロッケンがすかさずカットに入りアリステラとマリキータマンを分断。そしてアタルに「隊長!!あんたのやりたいことはよーくわかった!!」「思う存分示してやってくれ!あんたの示す道しるべを・・・そのアリステラに!!」と力強い一言を発する。そしてそんなブロッケンの言葉に力強くうなづくアタル。アリステラを一本背負いで投げ上げ、リング中央で激しくぶつかり合う両者。そして今度はアタルがアリステラに語りかける・・・「お前がスグルと似ているのはその願いの大きさのみ。」「スグルの願いが祈りであるのに対し、お前の願いは呪いだ。」と。そして「この2つの差が・・・」と言いながら再び業火のクソ力を発動させるアタル・・・そして「火事場のクソ力の威力の最大の決め手となるーーーっ!!」と言いながらアリステラを抱え上げる・・・・(おわり)

キン肉マン 週プレ 感想 298話

 アリステラのジャイガンテジャイガンテグローブカッターや掟破りのナパームストレッチを喰らい満身創痍でかなりのダメージを受けているはずのアタル・・・しかしアリステラをオメガの使命から解放すべく導こうとします・・・そしてそんなアタルの意図にブロッケンも気づきます。そして何故アタルがタッグパートナーに数ある超人の中から自分を指名したのかも・・・ここはフルメタルジャケッツの絆の強さが改めてわかる名シーンでした。そして肉のカーテンから一転業火のクソ力を再び発動したアタルが攻勢に出てアリステラを抱え上げるところで今回は終わりました。ふたたび自身の必殺技を発動するのか?ナパームストレッチはオメガハンドの犠牲で破られましたが今度はそうはいかないでしょう!次回どのような展開を迎えるのか?