国家公務員 市役所からの転職組は危険?

本ブログでたびたびお話ししていますが私は元国家公務員です。
当時の経験を生かした国家公務員系の記事も本ブログで題材としているところです。

さて国家公務員時代意外と多く目にしたのが市役所職員から国家公務員への転職組です。
「どうしても国家公務員になりたい」という気持ちから市役所職員として働きつつ帰宅後に猛勉強をして晴れて国家公務員になった職員を国家公務員として勤務した約20年の間に10名は目にしました。

しかしそんな熱い気持ちをもって国家公務員となった市役所からの転職組ですが・・・私の知りうる限り全員外れでした(笑)
今日は当時を振り返りながら「国家公務員 市役所からの転職組は危険?」についてまとめます。

➀国家公務員 市役所からの転職組の特徴・・・燃え尽き症候群

冒頭でもお話ししましたが少なくとも私が実際にこの目で見てきた市役所職員から国家公務員への転職組は全員外れでした。

そして決まっていくつかの特徴を持っていました。

以下そんな彼らの特徴をまとめてみたいと思います。
まず第1の特徴は目標だった国家公務員になったことによる燃え尽き症候群です。

市役所職員としての仕事に加え寝る間や遊ぶ間を削ってひたすら公務員試験勉強に明け暮れた反動なのか・・・・
「絶対に国家公務員になる!」との強い気持ちはどこへやら・・・
とにかく無気力な姿勢が目立ちました。

➁国家公務員 市役所からの転職組の特徴・・・処理能力がない

彼らは無気力であるのみならず仕事もできません。
彼らが決まって言うのが「こんなに仕事が大変だとは思わなかった・・・」の一言。

最近YouTubeなどでも元市役所勤務の公務員の方々が積極的に公務員系のチャンネルを配信していますが大抵の方は「激務過ぎて退職した」と話されています。
ですので市役所の仕事が国の仕事と違って楽ということはないと思うのですがとにかく仕事が遅い(笑)

それもまだ入ったばかりということで簡単な仕事で仕事量も抑えているにもかかわらずです。

いったいどんな仕事を市役所時代にやってきたのか首をかしげたくなることばかりでした。

⓷国家公務員 市役所からの転職組の特徴・・・国家公務員になったことを後悔する

無気力なうえ仕事にも忙殺されてしまう彼らのたどり着く先・・・そうそれは国家公務員になったことを後悔することです(笑)

「市役所時代はよかった・・・」

「なんで国家公務員なんか目指してしまったんだ・・・」

こういったことを平然と口にするようになります。(笑)
ひどい職員になると仕事中に泣き出す職員もいました(笑)

そしてますます無気力になり仕事もますますできなくなるという最悪の悪循環を繰り返すのです(笑)

⓸「国家公務員 市役所からの転職組は危険」まとめ

以上「国家公務員 市役所からの転職組は危険」についてまとめました。
私が見てきた約10人の職員の全員がそうだったと言わけではないのですが7割以上が上述の特徴①~③に当てはまる職員でした。

思うにただ単に「国家公務員」という肩書が欲しいというだけで市役所からの転職をするのであれば絶対にやめたほうが身のためです。

「具体的に〇〇の業務に携わりたい」という具体的な目標がない限りは市役所にとどまったほうが身のためといえるでしょう。