鬼滅の刃とドラゴンボールと言えば時代こそ違えどともに週刊少年ジャンプに連載された超人気作品。
そして鬼滅の刃のラスボスは鬼舞辻無惨。
一方のドラゴンボールのラスボスと言えば数ある敵キャラの中でも全宇宙の悪の帝王フリーザを連想される方が多いのではないでしょうか?
この2人はともに読者に絶望感を与えるほどの強さの持ち主であり非道の限りを尽くす悪の象徴。
その一方で理想の上司としてフリーザを無惨よりも高く評価する意見が多くみられるのです。
一体この理由は何なのでしょうか?
考察してみたいと思います。
目次
鬼舞辻無惨が上司だったら?無惨パワハラ会議よりうかがえる特徴
まずは無惨が上司だった場合を考えてみましょう。
無惨の部下の接し方として有名なシーンといえば鬼滅の刃のアニメ26話で伝説のシーンとなっている無惨パワハラ会議ですよね。
この会議の中で部下である下弦の鬼達と以下のようなやり取りがありました。
・部下の反論に対し「お前たちの下らぬ考えでものを語るな」と一蹴
この会議では5人のうち4体の下弦の鬼が無惨により粛清されますがその理由は同格の鬼(下弦の伍の鬼である塁)が鬼殺隊に敗れたことで存在意義に疑問を持ったというもの。
特に殺害された4体の鬼が失敗を犯したわけではありません。
しかしながら一度見切りをつけたら相手が何を言おうが関係なし。
絶対的に上のポジションから相手の意志に関係なく粛清を行う。
それが無惨といえます。
➁フリーザが上司だったら?これまでの原作からうかがえる特徴まとめ
ではドラゴンボールのフリーザはどうでしょうか?
これまでの部下に対する接し方をまとめてみました。
すると悪の帝王らしからぬ素晴らしい点がいくつも出てきたのです!
・戦闘力がはるかに劣っている部下に対して基本は敬語を使う。
・部下の名前をしっかり憶えている。
(下級戦闘員のアプールの名前はもちろんのこと下級サイヤ人戦士ラディッツの名前も覚えている描写があります。)
・部下が失敗しても汚名挽回のチャンスをあげる
(ザーボンがベジータを取り逃がした失態を犯した際激怒したものの「1時間以内にベジータを見つけなければ・・・」とすぐに粛清はしませんでした。)
・部下の改善点を的確に指摘してくれる。
(ザーボンがベジータを倒した旨報告した際、ザーボンが水に濡れてしまうことを嫌いベジータの生死を確認しなかったことが詰めが甘いとやんわり指摘しました。)
・部下を傷つけない配慮ができる
(ギニューがドラゴンボールが揃ったお祝いに喜びのダンスを踊る提案をした際、ギニューを傷つけないようやんわりと断った。)
このように敵としては恐ろしいフリーザですが上司としてならばかなり有能。
はるかに力の劣る部下にもそれなりの態度で接し失敗しても名誉挽回の機会を与えてくれる懐の深い人物と言えます。
無惨と比べたらフリーザの方が圧倒的に良い上司どころか理想の上司にその名が挙がっても納得できる点が多々見受けられるのです。
⓷「鬼滅の鬼舞辻無惨とドラゴンボールのフリーザ 部下になるなら理想の上司はどっち?」まとめ
以上「鬼滅の鬼舞辻無惨とドラゴンボールのフリーザ 部下になるなら理想の上司はどっち?」についてまとめてみました。
どう考えてもこの2人のうちどちらかで働かなくてはならないとなったらフリーザですよね(笑)
しかし悲しいことに現実には無惨のような上司が沢山います。
これが漫画の世界であれば反抗すれば消されてしまうわけですが現実はそうではありません。
もし無惨のような上司にあたりパワハラが酷い場合はしっかり告発して自分の身を守りましょう!!