プロ野球の現役スター選手によるわいせつ事件大洋中山裕章選手による女児わいせつ事件

西武ライオンズ所属の日本を代表するスラッガーの山川穂高選手が知人女性を強制わいせつ致傷させた疑惑で警察から事情聴取をうけたニュースが文春によってスクープされ話題です。

さてこの現役プロ野球選手・・・それもスター選手によるわいせつ行為事件ですが今から約３０年前に実際に逮捕された前例があります。

以下「プロ野球の現役スター選手によるわいせつ事件　大洋　中山裕章選手による女児わいせつ事件」としてまとめていきます。

➀プロ野球のスター選手だった大洋ホエールズ所属の中山裕章選手とは？

過去にわいせつ事件を起こし逮捕された現役プロ野球のスター選手。
それは当時大洋ホエールズに所属していた中山裕章投手です。

高校時代（高知商業）は清原や桑田要するＰＬ学園と甲子園の大舞台で熱戦を繰り広げ惜しくも敗れたもののベスト８の成績を残すなど大活躍！

いまでいうダルビッシュや大谷選手のような活躍を見せドラフト１位指名で大洋ホエールズに入団したのでした。

大洋に入団した中山選手。

最初のころはプロの厳しさからかなかなか勝ち星に恵まれなかったもののプロ入り３年目に１０勝６敗２４セーブと大きく飛躍します。

そして事件を起こした１９９１年までに６年間で算３２勝５３敗４４セーブの成績を残す大活躍。

また１９９０年と１９９１年には球団からの期待もあり開幕投手に抜擢されていました。

しかしそんななかで事件が発覚してしまうのです。

１９９１年の秋。

腰や肩を痛め秋季キャンプから離脱した中山選手はその憂さ晴らしか神奈川県内（横浜市金沢区六浦町）の複数の女児へ体を触る・下着を脱がせるなどの連続わいせつ事件を起こします。

しかし悪いことは長くは続けられません。

この六浦地区を見張っていた警察の張り込みにより犯行が中山投手のものであることが突き止められその年のクリスマスイブの１２月２４日に逮捕となってしまうのです。

神奈川県内での複数女児へのわいせつ事件で逮捕された中山投手。
幸いなことに被害者側と示談が成立したこともありいずれの容疑も不起訴・起訴猶予処分となり釈放されました。

しかし当時婚約していた婚約者とは泥沼の裁判劇に発展。
そして所属していた大洋からは契約解除を突き付けられプロ野球選手としての終わりを迎えることになります。

しかし野球の神様はまだ中山投手を見捨ててはいませんでした。

母校高知商業ＯＢらの尽力もあり逮捕から２年後の１９９３年中日ドラゴンズに入団することになります。

そして中日では１９９４年から２００１年まで中継ぎやリリーフとして活躍。
通算で１９勝１８敗１８セーブという成績を残したのでした。

また１９９６年には野村克也監督の推薦によるオールスターメンバーにも選出されています。

以上「プロ野球の現役スター選手によるわいせつ事件　大洋　中山裕章選手による女児わいせつ事件」でした。

おそらくですが筆者と同じ４０代であれば今回の山川選手のニュースを聞いてこの中山選手の事件を思い出した方々も多いのではないでしょうか？

当時はＳＮＳなどなかった時代ですが話題が話題だけにこの事件は全国の野球少年の知れるところとなりかなりショックを与えました。

今回の強制わいせつ致傷疑惑について容疑を否定している山川選手ですが・・・この先どうなってしまうのでしょうか？

我々世代が味わったショックを今の子供たちも味わうことになるのは避けてほしいものです。

※日本プロ野球界ではこの中山選手の事件のほかにもう１件現役プロ野球選手によるわいせつ事件での逮捕事例があります。

その事件は巨人軍の選手が犯した事件。
詳細をコチラのブログにまとめました。