今日大きく報じられた作家の西村京太郎さんご逝去のニュース。
十津川警部トラベルミステリーの生みの親の訃報はファンに大きなショックを与えています。
さてそんな西村さんですが実は元国家公務員という意外な経歴の持ち主であることをご存じでしょうか?
以下「西村京太郎さん死去 十津川警部トラベルミステリーの生みの親は元国家公務員」としてまとめていきたいと思います。



➀西村京太郎さん 高校卒業後の初めての定職は国家公務員

西村京太郎さんと言うと長年にわたって執筆されている十津川警部シリーズの他にも各種作品を生み出されていますよね。

しかし意外なことに高校卒業後の進んだ道は国家公務員でした。
そして11年間国家公務員として勤務したのちにトラック運転手、保険外交員、私立探偵、警備員などを経て本格的な作家生活に移行しています。



➁西村京太郎さんが働いていた国家公務員組織はどこ?

さてではそんな西村さんが本格デビューする前に働いていた官公署はどこなのか?
気になりますよね?

その答えは臨時人事委員会・・・これは今でいうところの人事院です。

ちなみにのちの作家を混ざすようになったのもこの臨時人事委員会時代の同僚が発行していた同人誌『パピルス』に参加したことがきっかけ。

もっとも当時は製本作業がメインだったそうなのですが一度だけ短編『√2の誘惑』という作品を書かれておりご本人曰く「これが小説家・西村としての原点」とのことです。



⓷西村京太郎さんは実はペンネーム この名前も臨時人事委員会がかかわっていた!

さてそんな西村京太郎さんですが・・・
このお名前はペンネームです。(本名は矢島 喜八郎(やじま きはちろう)さんとおっしゃいます)

実はこのペンネームにも臨時人事委員会時代が大きくかかわっています。
実は西村京太郎の苗字の西村はこの臨時人事委員会時代の同僚の苗字からとったものなのです。
(ちなみに名前の京太郎は東京出身の長男という意味からとったそうです)



⓸「西村京太郎さん死去 十津川警部トラベルミステリーの生みの親は元国家公務員」まとめ

以上「西村京太郎さん死去 十津川警部トラベルミステリーの生みの親は元国家公務員」まとめでした。
しかし西村さんが元国家公務員だったとはかなり驚きでした。

十津川警部シリーズでも政官財の癒着をテーマにした重厚な作品がいくつもありましたが・・・この国家公務員時代の経験が活かされていたのかもしれませんね。

心からご冥福をお祈りします。