先日マジシャンバー志願者として令和の虎に出演された眞本進五さんが自身のYouTubeチャンネルを開設し令和の虎に反撃を開始した旨の記事を書きましたが、5月24日に新たな動画を公開されました。
そのなかで令和の虎に出演したことで自らが受けた誹謗中傷についてお話される部分がありました。
その内容がテラスハウスに出演したことで誹謗中傷を受け22歳という若さでこの世を去った女子プロレスラーの木村花さんと共通するところがあり、考えさせられるところが多々ありました。(眞本さんの発言にも一理はあると思わされました。)
眞本さん自身も動画内で当該動画の拡散を希望されていたこともあり、この記事で取り上げたいと思います。
目次
➀眞本さんの動画の概要
まずは24日にアップされた最新動画「令和の虎 私の動画の真意と真実 誹謗中傷について」の概要を以下、
簡単にまとめてみたいと思います。
➀まずこのチャンネルを見て自分が令和の虎出演時に虎社長たちにバカにされたことに対しての腹いせとしてチャンネルを立ち上げたと
思っている人が多いようだがそうではない。虎社長たちに私怨はない。むしろ自分の至らなさを学ぶことができ反省するいい機会になっ
たとさえ思っている。
➁では、このチャンネルをたちあげた目的は何なのかというと自分の出演している令和の虎の放送会がプライバシー侵害にあたるというこ
とを視聴者に訴えることだ。
⓷YouTubeの規約では他のユーザーが同意なく他人の個人情報(画像・音声・氏名・財務状況)をアップする場合は、その人の事前の許可
が必要となっているがこの点につき令和の虎側とはなんの契約も交わしていない。当然許可もしていない。
この点がプライバシー侵害にあたるとして動画の削除申請をした。
⓸実際自分は眞本(しんもと)という日本で30世帯ほどしかいない名字のため、本人の特定が容易であったため自身のSNSに見たことがない人からの誹謗中傷を受けたことや自分に成りすましての嫌がらせなどの実害が発生している。
⓹最近の放送では企業名を伏せたりとプライバシーに配慮している様子が見られるが何故自分の放送回にはそのような配慮がいまだにないのか。納得がいかず悪意しか感じない。
➁動画を視聴しての感想
正直令和の虎出演にあたり、どのような契約が交わされていたのかは知る由もないのですが、YouTubeで配信されている番組に出演するということは自分の容姿や顔写真をさらけ出すわけですから、自分の映っている動画を公開することを許可していないという眞本さんの主張はあまりにも弱すぎるのではないかと思いました。
ただし1つだけ眞本さんの主張に一理あると感じたのは上述概要まとめの⓸⓹についてです。
あの放送は眞本さんの不勉強ぶりや嘘をついてプレゼンを行っていたという内容から、
炎上必至の放送回でありあのまま放送した場合過剰な眞本さんに対する個人攻撃がはじまることは容易に想像できたと思います。
ちなみに番組内で眞本さんの「放送しないということはできないのか」という発言に対し主催者の岩井社長は「放送されて困るというなら検討はする」とお話されているシーンがあるのですが、実際は眞本さんの本名や勤務先などすべてが番組内で確認できる内容となっています。
この点、仮に契約がしっかり結ばれていて眞本さんが主張するYouTubeの規約面でも全く問題がないとしても、この放送をそのまま配信したらどういうことになるのかということを配慮したうえで名前を仮名にする、勤務先にピー音を入れるなどの処置を番組側がしてあげてもよかったのではないかと思いました。(訴訟系は弱いのですが仮に訴訟になった場合、令和の虎側が眞本さんに対する配慮義務に欠けていたとして敗訴する可能性はゼロなのでしょうか?)
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「令和の虎 眞本進五さん新たな動画で誹謗中傷を語る。」まとめ
眞本さんや木村さんの件を見ていると、こういったメディアに登場するということは出る側も放送する側も、最悪の覚悟をして臨まなくてはいけない時代が来てしまったということを思い知らされます。
私は今後も令和の虎や眞本さんの動向は一視聴者として楽しんでいきたいと思います。
※最近大きな社会問題となっているネット上の誹謗中傷ですが、
私の地元富山県においても富山県内コロナ感染者1人目となった方への誹謗中傷が大きな問題となっています。
令和の虎とは関係ありませんが、是非目を通していただければと思います。(⇒コチラ)