12月3日に公開が決定した劇場版スラムダンク!
そんなスラムダンクについて映画公開前に原作を読み直そうとする動きが私の周囲で顕著です。
かくいう私もその一人。

感動の名シーンなどもう数えきれないほど読み返してみたのですが・・・
ちょっと違った観点から読み直してみました。

それは作中で「おかしな矛盾点などはないのか?」という観点です。

意外と大人になって読み返してみると当時は全く気付かなかったおかしな矛盾点が色々と出てきました。
以下私が読み返して気になった湘北高校に関するスラムダンクの矛盾点をまとめていきたいと思います。



➀スラムダンク矛盾点 赤木は何故海南大附属に行かなかった?

小暮と同じ北村中学時代に全国はおろか県予選で敗退し高校で改めての全国制覇を目標とした赤木。
ここで疑問だったのが何故海南大附属へ行かなかったのかという点です。

県下最強の海南なので無名の赤木が入部する余地はなかったのかとも思いましたが海南には未経験者ながら3年間頑張りぬいて神に次ぐ3ポイントシューターにまで上り詰めた宮益がいます。
この宮益を考えると赤木も入部しようと思えばできたはずですよね。

住んでいた地域の問題もあるかもしれませんが海南のモデル校とされる湘南工科大学付属高校はJR辻堂駅にほど近い場所にあります。

仮に辻堂から一番遠いと思われる三浦半島エリアから辻堂まで通ったとしても片道1時間もかからないんですよね。

正直何故湘北に進学したのか?
謎は深まるばかりです。

➁スラムダンク矛盾点 赤木が山王メンバーを把握していない

インターハイでの豊玉戦勝利後に前年度のインターハイ準決勝の山王VS海南大付属のビデオを見た湘北メンバー達。

そこで深津・沢北・河田ら3名が自分たちの対戦メンバーとして残っていることを知りメンバー全員が驚くわけですが・・・このメンバーの中には山王が表紙のバスケ雑誌を自分の原点とまで言い切る赤木も含まれています(笑)

赤木ほどのバスケ好きであればバスケ雑誌をその都度欠かすことなく購入しているはず。
そして写真で顔と名前は把握しているはずです。

自身の原点とする雑誌以降は購入していなかったというのは少し無理があるような気がしますよね。

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⓷スラムダンク矛盾点 三井とともに全中に出場したメンバーはどうなった?

武石中学時代に神奈川県MVPを獲得し全中に出場した経験のある三井。
そんな三井は県予選決勝での安西とのやりとりがきっかけでその安西が監督を務める湘北高校に進学します。

そして赤木と小暮と対面を果たすことになるのですが・・・
この際に三井と同じ中学出身者である数名のメンバーが確認できます。
三井一人で県大会優勝できるはずはなく三井以外のメンバーのレベルもかなり高いことが予想されます。
そんな前年度の神奈川県を制した中学メンバーが複数名入部するとなればかなりのレベルアップですよね。

しかしこの年代で残ったのは赤木と小暮のみ。
厳しい練習に耐え兼ねて残ったのがこの2人ということですが・・・練習は安西監督の指導で行っていたはずでそこまで厳しい練習を課していたとは思えません。

何故三井以外の武石中出身メンバー達は皆姿を消してしまったのか?
大きな謎が残りますよね。

⓸スラムダンク矛盾点 宮城リョータが三井のことを何故知らない?

初登場時とは三井とは犬猿の仲だった宮城リョータ。
そんなリョータは三井のバスケ部襲撃事件の際に三井がバスケ選手であったことにとても驚いていました。

しかし三井とリョータが学年が1つ違いで三井が上です。
これが逆であればリョータが三井を知らないのもまだわかりますが中学MVPをとるほど無双していた三井を1学年下のリョータが全く知らないというのはちょっとありえないんですよね。

⓹「スラムダンク 映画化前に漫画を読み直して気づいた作中の矛盾点まとめ 湘北高校編」まとめ

以上「スラムダンク 映画化前に漫画を読み直して気づいた作中の矛盾点まとめ 湘北高校編」として私が作品を読み返して気になった湘北高校に関する矛盾点をまとめてみました。

感動的な名シーンが特徴のスラムダンクですがこういった観点から作品を見返してみてもまた面白い発見がありおすすめです。

是非みなさんもやってみてください。


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