バスケ漫画の金字塔と言っても過言ではない漫画スラムダンク

原作では山王戦までで終了となりましたが・・・
その続きの話を描いた続編『あれから10日後』なる作品が存在するのをご存じでしょうか?

この作品は湘北高校メンバーのみならず湘北と激闘を繰り広げた海南大付属や陵南・・・そして山王工業のメンバーに至るまでのその後を描いたストーリーです。

今から15年以上も前の2004年に旧神奈川県立三崎高校の黒板に原作者の井上先生が描いた作品なのですが、こんな作品があったのかと驚くとともにちょうど原作を買い集めていることもあり改めてスラムダンクの面白さを再認識しています。

そこでこの『あれから10日後』を各メンバーごとにまとめていきこのブログで取り上げようと思います。
まず前編となる今回は主人公桜木花道擁する湘北高校バスケ部関係者編です。

➀スラムダンクあれから10日後・・・桜木花道のその後

原作のラストで海岸で女医さんとともにリハビリに励みそこでランニングしていた流川に全日本メンバーの「JAPAN」のユニフォームを見せつけられていた花道。

あれから10日後でも同じ海岸でリハビリに励んでいます。
その休憩中に晴子からの手紙を読む花道。

手紙の中には湘北バスケ部の様子や引退した赤城の様子とともに「リハビリ王からリバウンド王に戻る姿を早く見たいです。」との文が・・・その文を読んでさらにやる気の花道!

そこへリハビリの女医さんがやってくる。
女医さんから休憩の終わりとともに日本人初のNBA選手が生まれたことを聞かされ次に行くのは自分と意気込む花道。

・女医 「(NBA)に行けるの?」

・花道「何度も言わせんな・・・天才ですから!!」

➁スラムダンクあれから10日後・・・流川楓のその後

いつもの公園での朝練習を終えて自転車で湘北高校へ(?)向かう流川。

流川の自転車と言えばいつも居眠り運転が定番でしたが・・・
あの勉強嫌いの英会話の教材を聞きながらの自転車通学です。

アメリカ行きを意識してのまずは語学から始めてみようという意気込みが感じられました。



⓷スラムダンクあれから10日後・・・宮城リョータのその後

原作で新キャプテンに就任したリョータ。

そんなリョータは授業をサボって屋上で一人リーダーシップについての本を読み鬼キャプテンになることを決意しています。

赤木以上の鬼キャプテンが誕生するのでしょうか?

⓸スラムダンクあれから10日後・・・三井寿のその後

花道や流川と同じ1年生メンバーの桑田・石井・佐々岡らは赤木が抜けて空いた一つのレギュラー枠を狙って朝練に向かうと早朝5時半にもかかわらず誰かが朝練をしている人物が・・・その人物は三井だった!!

原作では冬の選抜に唯一の3年生メンバーとして出場することが明らかになった三井。
選抜では神奈川から1校しか出場できないため赤木が抜け花道も不在のためリバウンドがガタ落ちになる分シュート成功率をあげないと海南に勝てず選抜へ行けないと意気込んでシュート練習に励んでいます。

どうやらそして選抜の舞台で活躍し大学の推薦を貰うのが三井の新たな目標!!
湘北高校そして自分自身のためにスリーポイントシュートに磨きをかける三井なのでした!

※余談ですがあれから10日後のなかで三井がお決まりのセリフ「何故俺はあんな無駄な時間を・・・」とともに「昔はそんな馬鹿じゃなかったのに・・・」という独り言を言うシーンがあります。

原作では赤点4つでインターハイ出場が危ぶまれた三井ですがグレる前は学力はそこまでわるくなかったようですね(笑)



⓹スラムダンクあれから10日後・・・赤木 剛憲&木暮 公延その後

湘北高校のキャプテン&副キャプテンとしてバスケ部を支え続けた2人はバスケ部の中で成績優秀組でした。

しかし赤木はバスケ部を引退し大好きなバスケから離れたことで勉強にいま一つ身が入らない様子・・・

そんな赤木にバスケ部への練習に誘う小暮・・・
小暮はちょくちょくバスケ部に顔を出しているようだ。
しかし小暮の誘いに対し自分は引退した身でそんな中途半端なことはできないと断る赤木・・・・

すると小暮は赤木を置いてバスケ部へ向かう・・・
そんな小暮の姿を見て自分もバスケをしたくてウズウズする赤木なのでした(笑)

⓺スラムダンクあれから10日後・・・彩子&安西先生その後

早朝6時にランニングをする彩子。
すると向こうから帽子を深々と被りランニングをする安西先生の姿が・・・

どうやら医者に言われてすこーしダイエットを始めたようです。
彩子もすこーしダイエットをするためにランニングをしていたみたいです。

その後、「お互い見なかったことにしましょう」と走り出す二人なのでした(笑)

⓻スラムダンクあれから10日後・・・花道軍団その後

水戸洋平・高宮望・大楠雄二・野間忠一郎の通称花道軍団。
相変わらず仲良くつるんでいる4人ですが、花道の試合がないため暇なようです。

そんななか高宮が「おめーらも・・・自分の何か見つかるといいな・・・」とつぶやくとそこから互いに「おめーもだ」の言い合いの展開に発展します。

花道がバスケと出会ったようにこの4人も自分の何かが見つかってほしいと思わずにはいられないせつない名シーンでした。

以上スラムダンクの続編『あれから10日後』の湘北関係者編まとめでした。
ちなみに湘北高校ライバルたちのその後はコチラの記事にまとめてあります。

※スラムダンク屈指の名勝負VS山王工業戦。
そんな山王戦での湘北高校メンバー達の得点の内訳を前後半に分けてブログにまとめました。