サッカーのカタールワールドカップで日本代表がコスタリカ代表に敗戦したことでその責任がキャプテン吉田麻也選手にあるとしてネットが大炎上しています。

吉田選手のクリアミスが失点につながったことが要因と思われますがツイッターでは「吉田のミス」がトレンド入りするなどあからさまな誹謗中傷が・・・

この事態を受け筆者のような40代の世代であればアメリカワールドカップで起きたコロンビア代表のエスコバル選手の悲劇を思い出した方も多いのではないでしょうか?

以下「サッカー日本代表吉田選手 コスタリカ戦の戦犯扱いで大炎上!思い出されるエスコバルの悲劇」としてまとめていきます。



➀サッカーワールドカップで起きた最悪の悲劇 エスコバルの悲劇とは?

まずは簡単にエスコバルの悲劇についてまとめていきたいと思います。

1994年のアメリカで行われたワールドカップにコロンビア代表として出場したエスコバル選手。
ワールドカップ後にはあのイタリアの名門ACミランに移籍することもほぼほぼ決まっていたほどの名選手でした。

そしてそんなエスコバル選手擁する当時のコロンビア代表は南米予選でコパアメリカ王者のアルゼンチンを5-0で粉砕するなど絶好調!
あのペレが優勝候補の筆頭にその名を挙げるほどでした。

しかしグループリーグ初戦で英雄ハジ選手率いるルーマニアに1-3とまさかの完敗を喫してしまいます。
そして決勝トーナメント進出に向け後がない中で迎えた続く地元アメリカ戦で事件は起こります。

なんとエスコバル選手のクリアミスがそのままオウンゴールとなり先制を許すと1-2で敗戦・・・グループリーグ敗退となってしまったのです。

そしてグループリーグ終了後に代表選手の多くが国民からの非難や報復を恐れて帰国を拒否しアメリカに留まる中「自分はあのオウンゴールについてファンやマスコミに説明する義務がある」と帰国を決意したエスコバル選手を悲劇が襲います。

帰国後コロンビアのメデジンのバーで飲んでいたところ銃撃されエスコバル選手は27歳の若さで命を落としてしまうのです。

被弾した弾数はなんと12発!!
それも犯人は「オウンゴールをありがとう」「ゴール」などと口にしながらエスコバル選手を銃撃し続けたとか・・・狂気の沙汰としか言えませんよね。

ちなみにこの事件日本にも影響が!
今でこそオウンゴールと言う言い方が浸透していますが昔は自殺点と言われていました。
しかしこのエスコバルの悲劇がきっかけで自殺点と言ういい方がオウンゴールに変わったのです。


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コチラがエスコバル選手!トレーディングカードは驚きの高値がついています!

➁ワールドカップ最大の悲劇「エスコバルの悲劇」の犯人のその後は?

さてこのエスコバルの悲劇ですがエスコバル選手を銃撃した犯人は捕まっています。
その名前はウンベルト・ムニョス・カストロ(以下カストロ容疑者)といいます。

事件が起きてから約1年後の1995年に逮捕され懲役43年の刑を言い渡されます。
そのためカストロ容疑者は現在も服役中・・・と思いますよね?

ところが非常に驚くべきことにこのカストロ容疑者は刑務所内で模範囚だったようで大幅に刑期が短縮!
なんと逮捕からわずか11年後の2006年に晴れて(?)出所しています。

なんかモヤモヤした気分になるのは筆者だけでしょうか?

⓷「サッカー日本代表吉田選手 コスタリカ戦の戦犯扱いで大炎上!思い出されるエスコバルの悲劇」まとめ

以上「サッカー日本代表吉田選手 コスタリカ戦の戦犯扱いで大炎上!思い出されるエスコバルの悲劇」まとめでした。

自らのミスがきっかけで命を落とすことになったエスコバルの悲劇をリアルタイムで見ていた筆者からすると今回のコスタリカ戦の敗戦で吉田選手を戦犯扱いする炎上騒動は現代版のエスコバルの悲劇というべきもの。

銃がSNSに置き換わっただけで吉田選手を激しく糾弾している人は本質的にはカストロ容疑者と同じではないのかとついつい思ってしまいます。

ちなみにこの感想を「たかがサッカーで批判しすぎ。エスコバルの悲劇を知らないのか?」という内容にまとめツイートしたところ・・・多くの方に「いいね」をいただいた半面「たかが」の部分に感情的になり批判的なリプライをされる方や「吉田選手にもエスコバルのようになってほしい」などの引用リツイートをする方も一定数見受けられました。

エスコバルの悲劇のときも思ったことですが本当にもう少しミスというものに寛容な社会にならないものなのか?
今回の騒動で28年前と同じ気持ちをいだくことになろうとも思いもしませんでした。

また上述のツイートに対するリプライを見ると「そもそもエスコバル選手を知らなかった」という方もちらほら。
若い世代の方はやはり知らない方が多いようです。(なんせ28年前の事件ですからね。。。)

本記事がサッカーにおけるミスを必要以上に糾弾する風潮に待ったをかけることに少しでもお役に立てられればいうことなしです。

※今回のカタール大会ではアジア勢が大躍進!
記録ラッシュづくめの大会となりました。
詳細はコチラです。