東京オリンピック男子バドミントンで金メダルが期待されている桃田賢斗選手。前回のリオ五輪もメダルが期待されていたものの闇カジノに出入りしていたという不祥事が発覚し出場が露と消えてしまったどん底からの完全復活です。今週はそんな桃田選手がマレーシアで事故にあったニュースが大きく報道されました。事故後に流れた痛々しい姿から選手生命は影響ないのか心配でしたが、幸い精密検査の結果は「身体面に異常なし」とのことで早く回復して本大会では前回の分まで大暴れしてほしいと思います。
さてそんな桃田選手に代表されるバドミントンの東京オリンピック代表候補選手に私の富山とゆかりのある選手がいます。それが男子ダブルスで出場が期待される園田選手と嘉村選手のペア通称ソノカムペアです!今日はこの園田選手と嘉村選手について書いていきたいと思います。
目次
ソノカムペアプロフィールや戦績紹介
所属はともに富山の誇るバドミントンの強豪実業団チームのトナミ運輸!嘉村選手が主将で園田選手が副主将を務めています。直近3大会の世界選手権の成績は2017年が3位、2018年は準優勝!、2019年はベスト8と世界のトップレベルに君臨しています。
初めてペアを組んだのは中学3年という2人は身長がともに169cmと小柄。しかしながらプレースタイルは頭脳派の嘉村選手がネット前に果敢に突っ込み、後ろへ抜けた球には身体能力の高い園田選手が跳びつきながら打ち込みつつ相手に低空戦をしかけるという「ノーロブ」といわれる戦術を武器に大柄な相手にも息もつかせぬ高速ラリーで圧倒することで世界のトップにのし上がりました。
園田選手のプロフィール
名前 ・・・園田 啓悟(そのだ けいご)
生年月日・・・1990年(平成2年)2月20日 – )
出身地 ・・・熊本県
経歴 ・・・八代市八代第三中-熊本県立八代東高-くまもと八代YKKAPクラブ
嘉村選手のプロフィール
名前 ・・・嘉村 健士(かむら たけし)
生年月日・・・1990年2月14日
出身 ・・・佐賀県唐津市出身
経歴 ・・・唐津市立長松小学校→唐津市立第一中学校→熊本県立八代東高等学校→早稲田大学スポーツ科学部卒業。
ソノカムペア誕生のきっかけは?
2004年の夏にまだ中学3年だった2人はが九州随一の名門校である八千代東高校の練習に参加しそこで監督の指示でペアを組んだのがペア誕生のきっかけだったそうです。
当時のことを嘉村選手が「プレーの話はしなくても、すんなりとダブルスができた」と言えば、園田選手も「最初から噛み合っていた。最初に組んだ時の感覚を今も忘れられない」と話しています。
こういった感性が世界で活躍するトップアスリートたるところなんでしょうね。
さあ、今日は男子バドミントンのソノカムペアこと園田選手と嘉村選手について書いてみました。地元TVの取材では2人とも30歳で迎える東京五輪を集大成に位置付けている旨お話しされていました。
どこかのネット記事で園田選手のドライブが不振で持ち味の低く速い展開が機能せずに苦しんでいる旨書いてありましたが地力のあるお二人のこと。本来の力を出せれば頂点までステップアップできる可能性は十分あるのではないでしょうか。
桃田選手同様活躍を期待したいと思います!!