なんでも日記

これからの水害対策はタカミヤのタイガーダム?

現在大雨により甚大な被害にあっている九州地域。
家や橋までもが流されてしまう悲惨な現状に改めて自然の猛威の前には人は無力だということを思い知らされます。

さてこのような水害災害の防災対策と言うと個人レベルでできることは限られてしまうため、真っ先に思いつくのはダムや堤防といった公共事業という方も多いのではないでしょうか?

しかし公共事業は役所が発注をかけるものです。
また金額も非常に高額になります。
その時の発注する役所の予算状況によって修繕が後回しになることもあります。

ここのところ今回の九州に限らず千葉や茨城でも同じような被害が見られており、もはや満足に行われる保証のない公共事業に任せていれば大丈夫と言う時代は終わりを迎えた感があります。

そんななか個人レベルでもできる水害対策として(価格は高いながらも)今後伸びてくるのではという商品があります。
それが㈱タカミヤのタイガーダムなのです!

㈱タカミヤとは?

まずは㈱タカミヤの簡単な紹介からです。
あまり知名度はない(?)会社かもしれませんが、東証一部に上場している大会社さんです。

主な事業内容は建設現場での作業の必需品である建設足場のレンタル・リースを行っている会社さんで、独自の建設足場IQシステムを主武器に急成長を遂げている会社です。

実はこのIQシステムは東日本大震災の復興の際にも大きく使用された実績があり「公共事業と言えばタカミヤのIQシステム」といっても決して過言ではありません。

タカミヤのタイガーダム

さてそんな東証一部上場かつ東日本震災の復興に大貢献した実績のあるタカミヤが対水害対策用に開発した商品。
それこそが今回紹介するタイガーダムなのです。

このタイガーダムにより、水を注入するだけでかんたんに簡易ダムが形成され、長さも数kmまで高さもタイガーダムを重ねることで50cm以上の高さにも対策が可能となります。

この商品。価格が40~50万円ほどと決して安くはないのですが、➀少なくとも富裕層の方であれば購入は可能な金額であること。➁また役所が水害対策として購入し、有事の場合に被害状況が深刻化しそうな地域に住む住民に無料で貸し出すなどの方法も可能で、かつ公共事業を行うよりも低コストなことから今後の普及に注目しています。

では以下タイガーダムの特徴について簡単にまとめていきたいと思います。

タカミヤのタイガーダム・・・特徴➀短時間・短省力で防災対策が可能!

旧来の水害対策は土嚢や砂袋で行われるのが一般的でした。
これらは重く設置完了までに時間と人力がかかるという欠点がありました。

しかしタイガーダムは1本で土嚢や砂袋の300個に相当する大きさ。
かつ水注入前の殻の状態であれば1本の重さは30kgと1人でも持ち運びが可能です。
そして注入もエンジンポンプを利用すればわずか5分で完了します。

旧来の土嚢・砂袋に比べて圧倒的に短時間・短省力で防災対策が可能なのです!

タカミヤのタイガーダム・・・特徴➁使用後の廃棄物0!

旧来の土嚢・砂袋は使用後に汚泥などの廃棄物が残ってしまいそれらの後処理というひと手間が発生しました。

しかしながらタイガーダムは作成に必要なのは水だけです!
使用後は排水するだけですむので環境にも大変優しい内容となっているのです。

タカミヤのタイガーダム・・・特徴⓷優れた耐久性!

タイガーダムは上述の通り水を注入するだけで作成できる簡易ダムです。
使用後は乾燥させ・掃除することで再使用が可能です。

そして氾濫した河川の流れをせき止めるということを想定して設計されているため耐久性もバッチリです。
(簡単にいうと荒れ狂う河川の流れをせき止めることを想定して設計されているわけですね。)

最長で10年使用できる規格となっており、日光に当たらないように保管した場合はさらに長期間使用することが可能です!
また簡易補修キットなども取り扱っており万一の場合の修繕も対応が可能です。

タカミヤのタイガーダム・・・使用実績は?

さてそんな旧来のシステムに加え時間・労力・環境といった点で優れた内容を持つタイガーダム。
すでに関西空港や宮城県の気仙沼漁港などにおいて使用されており、浸水対策などにおいて大きな効果を上げているという実績があります。
また昨年末には毎日新聞がこのタイガーダムの使用実績が着実に伸びているとして特集記事を掲載しました。

今後より多くの有名施設での使用実績が増え、個人の方でも水害対策に購入するという流れが加速するかもしれませんね。(富裕層の方であれば10年で40万円⇒1年で4万円でできる水害対策と考えれば安いものと考える方も今後出てくるのではないでしょうか?)

そんなわけで今日は「これからの水害対策はタカミヤのタイガーダム?」についてまとめました。