本ブログで度々お話ししていますが私は北陸富山県の出身。
年末年始は必ず帰省し実家で高校サッカー選手権の富山県勢の試合を観戦するのが恒例となっています。

今回の記念すべき100回大会に富山県代表として出場したのは全国優勝の経験もある富山第一高校。
惜しくも初戦敗退となってしまいましたがアツイ試合を見せてくれました。

さてそんな富山第一高校サッカー部に驚きのニュースが‥!

何と今や全国的にも高校サッカーの名将として有名になった大塚一朗監督が退任し今年の一月からモンゴル代表の監督に就任するというのです。

この驚きのニュースを「富山第一高校サッカー部大塚一朗監督が退任!モンゴル代表監督に就任へ!」として新年一発目にまとめたいと思います。




➀富山第一高校サッカー部 大塚一朗監督プロフィール

まずは簡単に富山第一高校サッカー部大塚一朗監督のプロフィールをまとめます。
大塚一朗監督は1964年生まれの57歳。

出身は富山で富山第一高校のOBでもあります。
富山第一高校卒業後は法政大学へ進学し名門古河電工(ジェフ市原の前身です)へと進みます。

古河電工ではわずか2年の選手生活ののち引退となったもののこの間元祖海外組レジェンドの奥寺康彦さんや日本代表監督として2度のワールドカップを戦った岡田武史さんらとテームメイトでした。

引退後はサッカーの母国イングランドへ渡英。
ウエストハム・ユナイテッドで1年間指導者について学びます。

その後帰国し富山の実業団チームアローズ北陸(カターレ富山の前身です。)のコーチや富山県の国体成年女子監督、富山県サッカー協会の国体県選抜の強化コーチ、アルビレックス新潟シンガポール監督を経て2008年に富山第一高校サッカー部のコーチに就任‥そして2012年に監督に昇格。

以降約10年にわたり富山第一高校サッカー部を率いてきたのでした。

➁富山第一高校サッカー部大塚一朗監督の戦績を振り返る

ではここでそんな大塚監督のこれまでの富山第一高校サッカー部での戦績を振り返りたいと思います。
まず真っ先に思いつくのは第92回大会の選手権優勝ですよね。

あの優勝以降も選手権では着実に実績を残し2回選手権ベスト8の実績を残しています。

また令和初となったインターハイでは決勝で神奈川県代表の桐光学園に敗れたものの準優勝という実績を残しています。

ちなみに大塚監督就任前の富山第一は1999年度と2000年度の選手権に二年連続ベスト4に進出したことはあったものの以降は低迷が続いていました。

これほどまでに全国の主要大会で安定して結果を残せるチームになったのはまさに監督の手腕によるところが大きいと言えるでしょう。

⓷富山第一高校サッカー部大塚一朗監督 モンゴル代表監督就任へ!経緯は?

そんな富山第一高校サッカー部を全国の強豪校へ押し上げた名将大塚一朗監督が一月からモンゴル代表監督に就任することが明らかになりました。(A代表監督とU23代表監督を兼任)

一体その背景にはどんな経緯があったのか?きになったので調べてみました。

もともと日本サッカー協会のアジア貢献事業の一環としてモンゴルのA代表とU23代表監督として間瀬秀一さんという方を派遣していました。

ところがその間瀬さんに目の病気が発覚‥日本での経過観察が必要となりモンゴル代表の指揮が執れなくなってしまいます。

そこで白羽の矢が立てられたのが大塚監督だったようです。

ネットのインタビュー記事を読むと大塚監督ご本人もかなりモンゴル代表監督就任の打診は迷ったそうです。
しかしかねてから国の代表を指揮してみたいという強い気持ちがありこの話を受けることに決めたそうです。

⓸富山第一高校サッカー部大塚一朗監督が率いるモンゴル代表とは?

ではそんな大塚一朗監督が今年から率いるモンゴル代表‥一体どんなチームなのでしょうか?
本記事を書いている時点でのFIFAランキングは184位。

正直弱小国の中に挙げられます。

しかしながら2022カタール大会のアジア予選では初めて二次予選に進出!さらには勝利も挙げるなど力をつけ初めているチームなのです。

ちなみにこの二次予選では日本代表とも対戦。
2試合対戦して0-6、0-14という一方的な試合内容でした。

⓸「富山第一高校サッカー部大塚一朗監督が退任!モンゴル代表監督に就任へ!」まとめ

以上「富山第一高校サッカー部大塚一朗監督が退任!モンゴル代表監督に就任へ!」まとめでした。

この成長著しいモンゴル代表に大塚一朗監督がどのように導くのか?
とても楽しみです。

契約期間は一年とのことですが‥この間に日本代表との試合を見てみたいですね。

また上述の二次予選の結果の通り今のところ日本代表とは大きな差があるといわざるを得ないモンゴル代表ですが‥大相撲を見ると朝青龍、白鵬、照ノ富士といったモンゴル勢が横綱を独占!‥日本人力士が割って入ることができない状態が続いていますよね。

今回の大塚一朗監督就任がきっかけでサッカーでも同じ現象が起きてしまう‥そんな日も来るかもしれませんね。