今日のニュースでサッカー日本代表不動のセンターバックである吉田麻也選手がイングランドプレミアリーグのサウサンプトンからイタリアセリエAのサンプドリアへ半年間のレンタル移籍をすることが報じられました。日本人選手の、いやアジア人選手のセンターバックとしてヨーロッパ主要リーグで活躍するパイオニア的存在ともいえる吉田選手ですがここ最近は出場機会が激減し1月の移籍が噂されていましたが、新天地はイタリアの名門に決まりました。
 そこで今日は吉田選手の紹介やそして新所属先であるサンプドリアのチーム紹介や歴史、監督、歴代の所属選手などをみていきたいと思います。

吉田麻也選手紹介

 吉田 麻也選手は1988年生まれの長崎県長崎市出身のプロサッカー選手。Jリーグ名古屋グランパスを経てオランダエールディヴィジのかつて本田圭佑選手も所属したVVVフェンロへ移籍。約3年間にわたり在籍し特に2011-12シーズンにはDFながらチーム2位の5得点を挙げるなど活躍しチームのエールディヴィジ残留に貢献しました。
 そして2012年にVVVフェンロからイングランドプレミアリーグサウサンプトンに移籍しステップアップを果たします。以降チームキャプテンを務めたり、今やリバプールで活躍し世界最高のセンターバックと称され昨年のバロンドールで惜しくも2位となったオランダのファンダイク選手とDF陣を形成するなど約7年半の長きにわたり活躍します。しかし今シーズンは出場機会が激減し1月での移籍がうわさされていました。(特に今シーズンの第10節のレスターシティ戦いではプレミアリーグでは24年ぶりとなる「0-9」というサッカーではありえないようなスコアでチームが敗戦しその戦犯として吉田選手が挙げられると以降目に見えて出場機会が激減してしまいました。)

吉田選手の新天地 サンプドリアとは?チーム紹介や歴史について

 ではそんな吉田選手の新しい所属先となるイタリアのサンプドリアについてみていきましょう。

 サンプドリアはイタリアの北西部に位置する港町ジェノバに本拠地を置くサッカークラブでUEFAカップウィナーズカップ優勝1回。セリエA優勝1回。コッパイタリア優勝4回など輝かしい実績を持つ名門クラブです。しかし近年(特に1999年以降)はセリアBに二度降格するなど若干低迷気味で今シーズンも16位と降格ギリギリの位置につけており不振にあえいでいます。

気になるサンプドリアの監督は誰?

 そんなサンプドリアの現在の監督ですが10月に前任のフランチェスコ監督が成績不振を理由に解任されて以降、名将クラウディオ・ラニエリ監督がチームを率いています。ラニオリ監督といえば2015-16シーズンのイングランドプレミアリーグにおいて当時岡崎慎二選手が所属していたレスターシティを奇跡の優勝に導いた監督として日本でも有名ですよね。今の位置から奇跡の優勝は難しいとは思いますが残留に向け快進撃に期待したいと思います。

歴代所属選手

 現在のサンプドリア所属選手は誰もが知っているようなスター選手はいないものの(ポーランドやスウェーデン、ウルグアイ代表選手などサッカー強豪国の代表選手は複数在籍しています。)黄金期は誰もが知ってるスター選手の宝庫でした。以下ポジション別にみていきたいと思います。

GK

・ジャンルカ・パリュウカ

1990年代イタリアを代表するゴールキーパー。1994年ワールドカップアメリカ大会の準優勝メンバーでブラジルとの決勝でもゴールマウスを守りました。(イタリアの至宝ロベルト・バッジョがPKを外したあの伝説の試合でイタリアのゴールマウスを守っていたのが彼です。)

DF

・マルチェロ・リッピ

 UEFAチャンピオンズリーグとワールドカップの両方を制した史上初の監督となった名将リッピ監督。現在のサッカー中国代表監督を務めていることから我々日本人にも有名ですよね。(コロナウイルス大丈夫かな・・・)そんなリッピ監督も現役時代はDFとしてサンプドリアに所属していました。

MF

・トニーニョ・セレーゾ

 1980年代にブラジル代表でジーコ、ソクラテス、パウロ・ロベルト・ファルカンとともに「黄金のカルテット」を形成して「史上最強のセレソン」の中心となったスター選手。上述のサンプドリアのセリエA優勝の立役者でもある。日本の鹿島アントラーズの監督を務めたこともあり日本人にも馴染みが深い。

・アリエル・オルテガ

 1990年代のアルゼンチンを代表する天才ドリブラーでマラドーナの後継者と呼ばれました。ワールドカップにも1994年アメリカ大会から3大会にわたり出場。1998年フランス大会では日本代表とも対戦した。

・フアン・セバスティアン・ベロン

 愛称は「小さな魔法使い」を意味するブルヒータ。その愛称の通りテクニックあふれるプレーでファンを魅了し1990年代後半からアルゼンチン代表を牽引したスター選手。

・クラレンス・セードルフ

 サッカー大国オランダを代表するミッドフィールダーでアヤックス、レアル・マドリード、ACミラン(オランダ、スペイン、イタリア)と異なる3つの国のクラブチームで各国リーグ優勝&UEFAチャンピオンズリーグ優勝を経験した史上唯一の選手。(まさに優勝請負人)
 サンプドリアでは移籍初年度に19歳ながら32試合に出場し3得点をあげ潜在能力の高さを証明しつつも、ホームシック、チーム低迷などの理由から1シーズンでレアルマドリードへと移籍することとなる。

FW

・ルート・フリット

 1980年代後半からマルコ・ファン・バステンやフランク・ライカールトとともに「オランダトリオ」を形成し活躍したスター選手。サンプドリアでは通算53試合で24ゴールと活躍した。特に1度目の在籍期間である1993-94シーズンはセリエA3位、コッパイタリア優勝など活躍した。

・サミュエル・エトオ

 2000年代に活躍したカメルーンを代表するスター選手。別名「黒い宝石」。圧倒的なスピードでゴールを量産し史上最多の4度のアフリカ年間最優秀選手賞受賞や2度のアフリカネイションズカップ優勝そしてUEFAチャンピオンズリーグ優勝を3度経験するなど数々の栄誉を手にしている。サンプドリアでは通算18試合で2ゴール。

・柳沢 敦

 実はこのクラブには吉田選手の前に日本人選手が在籍していたことがあります。それが日本代表FWとして活躍し、私の地元富山出身である柳沢敦選手です。しかし15試合に出場したものの無得点に終わり2003-04の1シーズンのみの在籍に終わっています。

 以上吉田選手の新所属先サンプドリアについてまとめてみました。本田圭佑選手もそうですが日本人選手がサッカー大国の古豪クラブへ移籍するケースが続いていますね。本田選手ともども新天地での活躍に期待したいと思います。