ブレイキングダウン5でにっけん君相手に秒殺KO勝利したことで一躍超有名人となった飯田将成さん。
11月のブレイキングダウン6ではかねてから対戦を希望していたキングオブアウトサイダーこと啓之輔さんが対戦相手に決定し早くも今大会随一の好カードとして話題になっています。
そんな飯田さんは元プロボクサー。
以前別記事で紹介しました元世界王者の星野敬太郎さんに師事し日本ウェルター級の日本ランカー(日本10位)にまで上り詰めた実力者です。
さてそんな飯田さんのボクシングの戦績は9勝3敗。
意外なことに3つの敗戦があります。
今ブレイキングダウン最強の男との呼び声の高い飯田さんに勝利したボクサーは果たして何というボクサーなのか?
以下「ブレイキングダウン 飯田将成のボクシング戦績は9勝3敗!飯田さんに勝利した対戦相手は?」としてまとめていきます。
目次
➀ブレイキングダウン飯田さんに勝利したボクサー1 岩尾剛選手
飯田さんはプロデビュー以降4戦4勝そのすべてが1ラウンドKO勝利という破竹の勢いで勝ち進み中日本の新人王タイトルを獲得します。
そんな飯田さんがプロボクシング初の黒星を喫したのが5戦目の西日本新人王決定戦でした。
対戦相手は泉北ジムの岩尾剛選手。
この試合でダウンを奪われたうえでの判定負けを喫します。
さてこの飯田さんに勝利した岩尾選手のその後についても紹介していきましょう!
飯田さんに勝利し西日本新人王となった岩尾選手は全日本新人王決定戦で惜しくもドロー裁定の上で敗者扱いとなり全日本新人王のタイトル獲得を逃します。
この時点の岩尾選手の戦績は9戦7勝2分けと負けなしでした。
しかし上に上がるにつれ対戦相手のレベルが上がり勝ちつづけるのが難しいのがプロボクシングの世界です。
以降の戦績は8戦2勝6敗・・・最終的なプロボクシング戦績は17戦9勝6敗2分でした。
➁ブレイキングダウン飯田さんに勝利したボクサー2 相澤健治選手
上述の岩尾選手との対戦に敗れた飯田さんは次の復帰戦でKO勝ちし再起を果たします。
しかし続くオサムジム相澤健治選手との試合を判定で落としてしまいます。(0-3の判定負け)
ところがこのお話には続きがあります。
この相澤選手に敗れてから約7か月後にダイレクトリマッチが組まれ今度の対戦では飯田さんが見事にリベンジを果たしています。(2-1の判定勝ち)
では相澤選手のボクシング戦績を見ていきましょう!
相澤選手はデビュー以降5連勝を飾りスーパーウェルター級の東日本新人王のタイトルを獲得します。
しかしその後3連敗を喫しもう後がない中で迎えたのが飯田さんとの第1戦でした。
この試合に勝利し連敗を止めたものの続けてのダイレクトマッチで判定負けを喫すると以降は9連敗。
最終的なプロボクシング戦績は6勝12敗。
飯田さんとの第1戦目の勝利が最後の勝ち星となってしまったのです。
(ちなみにこの9連敗の中には三浦広光、柴田昭雄、胡朋宏といった後の日本王者や東洋太平洋王者クラスがズラリ・・・また世界三階級制覇王者ホルヘリナレスの実弟カルロスリナレスも含まれています。)
⓷ブレイキングダウン飯田さんに勝利したボクサー3 中嶋裕介選手
飯田さんに勝利した最後のボクサーは平石ジムの中嶋裕介選手です。
上述の相澤選手とのダイレクトマッチから3連勝を飾り日本ウェルター級10位となった飯田さん。
このままの勢いで日本タイトルに挑戦するため負けられない中迎えた平石ジムの中嶋裕介選手との試合でしたがまさかの3ラウンドTKO負けを喫してしまいます。
しかし多くの方がご存じの通りこのTKO負けの裁定に納得のいかなかった飯田さんはレフェリーを押したり会場の椅子を投げるなど大暴れ!
日本ボクシングコミッションから無期限の資格停止処分を受けそのままボクサー引退となってしまうのでした。
さてこの中嶋選手についても余談があります。
実は飯田さんが初めて敗れた岩尾選手の復帰戦で勝利した対戦相手でもあります。
つまりこの試合で飯田さんにリベンジを果たすかたちとなったのでした!
ちなみにそんな中島選手の最終的なプロボクシング戦績は18戦6勝9敗3分のようです。
⓸「ブレイキングダウン 飯田将成のボクシング戦績は9勝3敗!飯田さんに勝利した対戦相手は?」まとめ
以上「ブレイキングダウン 飯田将成のボクシング戦績は9勝3敗!飯田さんに勝利した対戦相手は?」まとめでした。
この記事を書くにあたり飯田さんに勝った選手が後に日本や東洋太平洋の王者になっているのでないかと期待したのですがそこは厳しいプロの世界。
飯田さんに勝利した3名いずれもがチャンピオンとなることなく皆現在は引退されているようです。
また飯田さんに勝利した3名のボクサーのうち2人が飯田さんと2度にわたり対戦していたことも驚きでした。
ブレイキングダウンでまさかの3回目はあるのでしょうか?