本ブログで度々お話ししていますが私は国土交通省の出先機関である運輸局に勤務していた元国家公務員です。

当時の経験を活かし一般的に関心の高い国家公務員の給与や賞与についてはもちろんのこと実際に私が公務員時代に目の当たりにした問題職員やパワハラ事例について等の国家公務員組織の内情についても本ブログで記事にしているところです。

そんな私の記事を現役の国家公務員の方も目にされているようで同じ運輸局の方はもちろんなこと他省庁の方からも組織の内情についての情報提供コメントをいただくことが増えてきました。

そんなコメントを見て改めて強く思うことがあります。

それは➀国家公務員組織は運輸局に限らずどこも腐敗して組織の体をなしていないこと➁国家公務員こそ本業の公務と並行して副業に取り組むことで早期退職できる基盤作りを行うべきということです。

私自身40代前半で早期退職することができたのは20代半ばくらいから国家公務員組織に見切りをつけ可及的速やかに退職できるよう副業により財産の基盤作りを行っていたことが大きかったのですが、今日は「国家公務員は定年まで働き続ける職場から副業で稼げるようになるまで働き続ける職場に!」として記事を書いていきたいと思います。




➀国家公務員 定年延長なんかしたって意味はなし?

国家公務員の定年は今のところ60才です。

しかし定年延長の法案が可決され段階的に定年引き上げが実施‥‥最終的に定年が65才になることが決定しています。

この定年引き上げの目的は知識のある人材に組織により残ってもらうことらしいのですが‥‥定年を引き上げたとして果たしてどれくらいの職員が65才まで勤務するのか個人的には甚だ疑問です。

というのも現状の定年60才の制度においても定年退職まで勤め上げる職員は昔に比べかなり減ってきているからです。

そして代わりに目立つのが私のような定年退職を待たず早期退職する動きなのです。

➁国家公務員 国家公務員組織の内情は悲惨!

では何故定年まで勤め上げる国家公務員が減ってきているのか‥‥
それは国家公務員組織が組織としての体をなしていないという一言に尽きます。

人員削減が進む中において各種の法制度は改正という名の下よりわかりにくい猥雑なものに改悪されていきます。

そのような中で職員一丸となって協力し合わなければならないところ「人事異動」の大義名分の下に問題職員が容赦なく送り込まれてきます。

(想像してみてください。
サッカーの問題児として有名なマリオバロテッリやイブラヒモビッチ‥‥あるいは野球で例えば中田翔のような人物が貴方の職場に来るとしたらどうですか?)

そしてその問題職員がきっかけでメンタルをやられた職員が病休により休職し職場のマンパワーが減り残った職員の負担が増えます。

しかしそのきっかけをつくった人事部門は素知らぬ顔。
何一つ助けてはくれません。

このような対内的な問題に加え対外的な悪質クレーマーが容赦なく理不尽な攻撃を仕掛けてきます。

この無限ループが繰り返されるのが今の公務員組織・・・劣悪な職場環境そのものなのです。

⓷国家公務員 「クビがないから定年まで安泰」の考えは時代遅れ!

こんななかで定年まで勤め上げるなど悪夢以外の何物でもないと言っても決して過言ではないでしょう。(ましてやその定年の延長など「はあ?」って感じです)

国家公務員というと志望される方の多くは「余程の不祥事を起こさない限りクビにならないから生涯安泰」という安定志向から志望される方が多いと思います。

しかし今その考えを実践することは上述のように非常に難しい・・・いやむしろ時代遅れの状況になっているのです。




⓸国家公務員 これからの理想的なあり方は副業を活用しての早期退職

ではこのように定年まで勤め上げることが非常に困難な中での国家公務員の理想的なあり方は何なのでしょうか?

それこそが本記事のテーマ『副業による早期退職の基盤作り』です。

はっきり言って今の公務員組織はクビにはならないものの長くいればいるほど自分がメンタルをやられてしまうリスクが非常に高いです。

それであればクビにならない利点を活かし本業の公務と合わせて副業禁止規定に違反しない副業を並行して行うことで心身ともに元気なうちに早期退職できるだけの財産の基盤作りをすることが一番賢い生き方といえるのです。

⓹「国家公務員は定年まで働き続ける職場から副業で稼げるようになるまで働き続ける職場に!」

以上「国家公務員は定年まで働き続ける職場から副業で稼げるようになるまで働き続ける職場に!」についてまとめました。

これから本ブログで私が取り組んでいた副業禁止規定に違反しない副業について別途記事にして具体的に紹介していきたいと思っています。

是非国家公務員の読者の方は有効活用していただければと思います。