本ブログで度々お話ししていますが私は元国家公務員。
国家公務員に関する記事も色々と書いているところです。
さて国家公務員といえば4月に行われる人事異動の内示が3月1日に解禁されました。
公務員時代の知り合いからその内容についてちょくちょく情報を仕入れるのですがそのなかで気になった情報がありました。
それは本人の意志とは全く関係なく本省へ出向していた(させられた?)知り合いがこの4月に出先機関に戻ってくるというものです。
さてこのように出先機関から本省へ出向した職員がその任務を終え出先機関に戻ってきた場合決まってといっていいある現象が起こります(笑)
以下まとめていきたいと思います。
➀国家公務員 出先機関職員も優秀な職員の場合本省に出向させられる
以前高学歴大学の国家公務員希望者の中で激務の本性を敬遠し出先機関勤務を希望する学生が増えているという記事を書きましたが・・・
やはりネットなどを見ると学歴に関係なく本省を避け出先機関での勤務を希望する傾向があるようです
しかし晴れて出先機関に採用され「これで本省で勤務することはなくなった!」と安心するのは早いです。
出先機関で非常に優秀と評価されている職員の場合出向という形で本省に異動させられるということが多々あります。
(もちろん本人の意志とは無関係にです。)
これは本当にその職員の能力を重視して出向者を選別しているため「自分は人事評価は高いけど高卒だから大丈夫!」と思っている方は痛い目を見ることがあります。
冒頭の私の知り合いも高学歴大学生ではなく最終学歴は高校卒業者です。
➁国家公務員 本省出向明けで出先機関に復職した職員の外見に現れるいくつかの特徴
さて私も約20年間の公務員時代にめぐりあわせで本省からの出向明けの方と一緒に仕事をすることが2,3
回ありました。
そのいずれもが本省出向前に接点のある職員で面識のある職員だったのですが・・・
総じて以下の特徴が見受けられました。
・また本省を脱出し激務から解放されたことで軽い燃え尽き症候群のような状態に!
・覇気がなくやつれている感が半端ない。
私が一緒に仕事した職員がたまたまそうだったというだけかもしれませんが・・・
抜け殻のようになってしまった方がほとんどだったのです。
まるでその姿はあの人気ボクシング漫画の主人公のようでした・・・
⓷国家公務員 本省出向明けの出先機関職員は真っ白に燃え尽きた矢吹丈
ボクシング漫画といえば令和のこの時代においてなお「あしたのジョー」をあげる方も多いですよね。
そんなあしたのジョーの最終回は主人公矢吹丈がメキシコの英雄ホセ・メンドーサと対戦。
この試合前に重度のパンチドランカーにむしばまれていた丈ですが最後の魂を燃やし最終ラウンドで2回ダウンを奪いあと一息で勝利というところで試合終了!
判定決着となり敗れてしまうというものでした。
そしてそんなあしたのジョーのラストシーン・・・
コーナーに座った真っ白に燃え尽きたジョーの姿は本当に真っ白に燃え尽きて灰になった状況をこれでもかと表現した名シーンです。
この真っ白に燃え尽きたジョーの姿こそ私が目の当たりにした本省出向明けの職員にそっくりだったのです(笑)
僕の好きなコミック⑥
あしたのジョー
東京のドヤ街に現れた矢吹丈は元ボクサー丹下段平と出会う
ジョーは少年院で生涯のライバル力石徹と出会いバンタム級へ転向した力石との対戦を実現…ジョーは敗れ力石は死んでしまう
世界戦でホセと戦い真っ白に燃え尽きたジョー
ボクシングの金字塔ここにあり… pic.twitter.com/s3F3KZQ8zN— 龍生史記 (@HQ8QahGYsveLL5Z) July 17, 2021
⓸国家公務員人事異動あるある 出先機関から本省へ出向 戻ったときは燃え尽きた矢吹丈
以上「国家公務員人事異動あるある 出先機関から本省へ出向 戻ったときは燃え尽きた矢吹丈」をまとめました。
果たして4月に出向明けで戻ってくる職員はどうなっているのか?
久しぶりに会って話をしたい反面また真っ白に燃え尽きた矢吹丈のような悲しい姿を見るのが怖い自分もいます(笑)