菅総理の息子と総務省幹部職員らとの会食が倫理規定違反として連日ニュースで大きく報道されています。
さてこのような国家公務員幹部職員らによる接待や会食による倫理規定違反問題。
一昔前にも旧大蔵省幹部職員らがノーパンしゃぶしゃぶ接待を受けていたことが大きく問題として取り上げられたにもかかわらずいまだに後を絶ちません。
こういった現状から倫理規定違反対策を何も講じていないのではないのかと憤りを覚える一般国民も多いのではないでしょうか。
今回は「国家公務員幹部職員の相次ぐ倫理規定違反は何故止まない?対策はしてる?」についてまとめたいと思います。
目次
①国家公務員 倫理規定違反対策は何もしていない?
まず倫理規定違反となる接待や会食に対しては減給等の懲戒処分や訓告処分等の対象となることに加え国民の厳しい目が光っていることから(一応は)倫理規定違反防止のための対策はとられています。
毎年12月を倫理強化月間と定め倫理規定違反を犯さないよう啓発活動を行っています。
②国家公務員 倫理規定違反対策としてどんな対策がされている?
さてこの倫理規定違反を犯さないための啓発活動。
どんな対策活動が行われているのか気になりますよね。
具体的には倫理規定違反についてのDVDを全職員が視聴しそれをみた上でのテストが課すという対策がとられています。
③国家公務員 現状の倫理規定違反対策は意味がない?
さて上述のように倫理規定違反防止のためDVDを視聴したうえでのテストが全職員に課されるわけですが‥このテスト。全10問の〇×試験なのですが仮に全問不正解だったとしても何もありません。(笑)
例えば高校の時などテストの点数があまりにも低いと赤点として追試や補修の対象となりましたよね。
そういったものが全くないのです。
管理職が採点後各問題の解説とともにテスト結果を渡して終了です。
つまり実質的に「DVDをみて試験さえ受ければよい」というやっつけ仕事のようになっているのです。
私も国家公務員時代このテストを受けましたが採点後の問題見直し作業など一度もやったことがありません(笑)
④「国家公務員幹部職員の相次ぐ倫理規定違反は何故止まない?対策はしてる?」まとめ
以上「国家公務員幹部職員の相次ぐ倫理規定違反は何故止まない?対策はしてる?」についてまとめました。
ご覧のように対策は一応しています。
しかしあまり意味や有効性のある対策はしておらず結果倫理規定に関する意識や知識が各職員に浸透しないのです。
ここを変革しないことには同じことの繰り返し。
また今回の総務省幹部職員らのような出来事がニュースとなることでしょう。