なんでも日記

国家公務員筆記試験は予備校に行かず独学でも合格できる?

 本ブログでたびたびお話ししていますが私は元国家公務員です。
 当時の経験を生かしたうえでの国家公務員関連の記事をいろいろと書いているところです。

 さて最近そんな私のブログを「国家公務員試験 独学 合格」といったキーワードで閲覧される方がいらっしゃることに気が付きました。
 いままで合格体験記やおすすめの公務員試験に役立つ漫画などの紹介記事は書きましたがこの「国家公務員筆記試験は独学でも合格できるのか?」というテーマに沿っては記事にしたことがなかったためいい機会ととらえて「国家公務員筆記試験は予備校に行かず独学でも合格できる?」としてまとめてみたいと思います。




➀国家筆記公務員試験は独学でも合格する?

 私自身受験生当時受検した公務員試験は国家公務員二種試験(今の国家公務員一般職試験)と地方上級試験の2つ。
 筆記試験はともに6月だったと記憶していますがその約半年前の11月から大手予備校の公務員試験講座に通学し本試験に挑みました。

 ・・・気になる1次の筆記試験結果はともに合格でした

 さてここまでだと「予備校に通っていたなら独学じゃないじゃないか!」と思われる方もいますよね?
 
 ただ予備校に実際通ってみて思ったのが「全く行く必要はなかったかな・・・」というもの。

 私自身は公務員筆記試験は予備校に行かずとも独学でも十二分に合格する試験であると確信しています。
 ではこれからその根拠をいくつか紹介していきたいと思います。

国家筆記公務員試験は独学でも合格する?・・・予備校ではどんなことをやる?

 私が予備校に通ったのはただ単に「周囲の友人たちがそろって予備校に通っていたから」という安易なもの。
 実際通ってみて「全く無駄ではなかったかな・・・」とは思うものの通わなくてはいけないものかといわれるとハッキリそんなことはないと思います。

 予備校に通うとその予備校が監修した各試験科目のテキスト及び過去問集をかわされることになります。(通常は受講料の中に組み込まれていると思います。)
 そして予備校で行うことはそのテキストに沿っての座学及び過去問集の実践の繰り返しといった感じです。

 ここでなのですが・・・テキストは基本初学者用にわかりやすく監修されています。
 また書店に行けば普通に一般販売されています。
 すなわちわざわざ講師による座学を受けなくても自分でテキストを読んで学習しわからないことはネットなどで調べるとことでいくらでも勉強できます。
 また予備校での過去問演習は重要論点の一部のみを扱うのみで全部の問題を扱うわけではありません。

 結局のところは予備校に行く行かない関係なくいかに自分で学習を行うかに合格がかかっているのです。
 
 

国家筆記公務員試験は独学でも合格する?・・・試験対策は過去問中心で大丈夫!

 次に実際の本試験に出題される試験問題の観点からお話ししていきましょう。

 よく公務員試験受験生であれば「公務員試験対策は過去問対策が大事!」という言葉をいやというほど耳にしたと思います。
 しかし受験生の中には「自分の時だけ変な問題が出題されたらどうしよう・・・」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

 この点も全く問題ありません。
 国家公務員試験は人事院が行う試験ですが・・・国家公務員の削減が進む中試験問題の編集にあたりトリッキーな問題を作成する余裕があるはずがありません(笑)
 (あったとしてもほんの数問です。)
 今後も過去問をベースとした問題が出題されると思われます。

 ちなみに私の場合ですが国家公務員二種試験の政治学と憲法で過去問がそのまま選択肢の肢として出題され非常に助かった記憶があります。(笑)

 そしてこの公務員試験過去問集も書店などで一般販売されています。
 しっかり解説まで読み込み知識を深めていきましょう!!

「国家筆記公務員試験は独学でも合格する?」まとめ

 以上「国家筆記公務員試験は独学でも合格する?」についてまとめました。

 私自身は予備校に通っていたとはいえ自分でテキスト&過去問演習をすすめそうはいってもすでに払い込んだ予備校受講料がもったいなかったので予備校での講義は復習の場として活用していたのですが・・・そんな経験からも国家公務員筆記試験は市販の公務員予備校が発行しているテキスト&過去問演習による独学で合格可能であると確信しています。
 
 また公務員時代に市役所から国家公務員に転職してきた職員も何人か目にしましたが彼らはいずれも働きながら予備校に行かず独学で国家公務員試験に合格したという職員でした。
 実際に独学で国家公務員試験に合格したというケースもたくさんあるのです。

 
 このような経緯から「国家筆記公務員試験は独学でも合格する?」その問いの答えはハッキリ「YES!」ということになるのです。