本ブログで度々お話ししていますが私は国土交通省の出先機関の運輸局にかつて勤務していた元国家公務員です。
その当時の経験を踏まえたうえでの国家公務員の給与や年収、さらにはパワハラなどの国家公務員組織の内情などの国家公務員関連の記事も書いているところです。
そういった経緯もあり日々ネタ探しに公務員関連のニュースで何か記事にできそうなネタはないかと探すことが多いのですが・・・今日ツイッターのトレンドを調べていますと「月給手取り100万円チャレンジ」なる言葉がトレンド入りしていました。
基本的に平均よりちょい上といった感じの国家公務員給与・・・
当然のことながらそんな国家公務員給与・・・特に若手職員であれば手取りはおろか税抜き前の総額でも100万円を超えることはめったにありません。
しかし年に2回だけですが国家公務員・・・それもノンキャリアの出先機関勤務の若手職員ですら月給が手取り100万円を達成できる月があります。
今日は「国家公務員 ノンキャリア出先機関勤務若手職員が手取り月給100万円を超えることはある?」としてこのてんまとめてみたいと思います。
※本記事の「若手」の定義ですが45未満の職員を指すものとして進めていきます。
➀国家公務員 出先機関勤務の40代若手職員の基本月給
まずは国家公務員・・・そのなかでも本省勤務職員と違い手当面で優遇措置のない出先機関勤務職員の基本月給が大体どれくらいなのかについてお話ししていきましょう。
私は40代前半で退職した人間なのですが・・・
退職する時点の給与が税抜き前の総額で月給約40万円ほど、手取りだとかろうじて30万円を少し超えるくらいといった感じでした。
(もっともそのうち約3万円ほどは賃貸をしていたマンションの住居手当でしたが・・・)
意外と少ないと思われる方も多いと思いますがこれが霞が関の本省勤務だと特別手当や超過勤務手当がかなり付与されマスコミで報道されているような高給取りということになるのでしょうが私のような出先機関勤務だと大体こんなものです。
さてこれだけだと月給手取り100万円など夢のまた夢というところなのですが・・・冒頭のとおり年に2回だけその夢にかなり肉薄あるいは達成できることができる月があるのです。
➁国家公務員 6月と12月は夏と冬のボーナス支給月
国家公務員は年に2回ボーナスが支給されます。
これは支給日まで決まっていまして夏のボーナスは6月30日に、冬のボーナスは12月10日に支給されます。
上述のとおり基本月給だけでは月給手取り100万円など夢のまた夢の国家公務員ですがこの2か月だけは異なります。
以前別記事で私の現役出先機関勤務の国家公務員の夏の賞与についてその金額を紹介した記事を書きましたが40前後で額面80万、手取りも60万円を超えています。
つまり税抜き前であれば基本給も併せると余裕で100万円超え、手取りでも90万円超えと手取り月給100万円にかなり肉薄していることになります。
(私も大体こんな感じの内容でした)
またこれが冬のボーナスだと夏のボーナスより勤勉手当が若干高いため(もっとも人事院勧告による見直しが行われる可能性もありますが・・・)より手取り100万円が現実のものとなります。
大体の私の感覚ですが額面・手取り額ともに夏のボーナスよりも5万円ほど高いという感じです。
⓷国家公務員 ボーナス支給月に副業を組み合わせれば手取り月給100万超えは確実!
さてこのように国家公務員の中で低収入に位置づけられる出先機関勤務の国家公務員でも年齢が40くらいでボーナス支給月には手取り100万円が現実のものとなります。
しかし「100万円を超える」となるとぎりぎり届かない方がほとんどだと思います。
私の場合ですが最高で手取り95万くらい・・・国家公務員としての収入だけで手取り100万円を超えたことはありませんでした。(多分ですが45くらいまで働いてようやくボーナス月の手取り100万超えが実現するのではないかと思います。)
しかし私は12月に関しては手取り月給100万円を超えていました。
それは早期退職を見据えて積極的に副業をしていたからにほかなりません。
以前別記事でも紹介したポイントサイトを使った副業に加え配当利回りの高い株に投資することでの配当利益・・・この配当利益がボーナス支給月の6月と12月の年2回に大体10万円ずつほど振り込まれることもあり結果手取り月給100万円超えを達成していました。
この時ばかりは自分が少し大物になった気がしたのが今となってはいい思い出です(笑)
そんなわけで以上「国家公務員 ノンキャリア出先機関勤務若手職員が手取り月給100万円を超えることはある?」まとめでした。
※結果としては「ある!」ということになります。
(「基本給だけでも手取り月給100万円に肉薄・・・副業を組み合わせれば確実に月給100万円越えは確実!」ということになります。)