ドラゴンボール超漫画版のみでしか見ることのできない銀河パトロール囚人編。今回はそんな銀河パトロール囚人編の第43話「銀河パトロール入隊!」のネタバレ感想です。
 前回では銀河パトロールのエリート隊員のメルスによる銀河パトロールの本部へと連れてこられた悟空たち。そしてその目的は銀河刑務所から脱走した凶悪犯を捕まえるために魔人ブウの中に眠っている大界王神の力であることが発覚します。
 では43話のネタバレ感想を見ていきましょう!!

1000万年前の戦い・・・

 何者かと戦う大界王神と南の界王・・・そんな大界王神たちのもとに空から無数の彗星が落ちてくる(ファイナルファンタジーのメテオのような感じです)・・・必死でかわす大界王神たち・・・南の界王は「あいつ・・・彗星で攻撃してくるとは・・・」と何者かを見上げている・・・

 南の界王が見上げた先にはフードを被った魔導士のような人物が・・・!そしてその人物が近くにある土星のような星に手をかざしたかと思うと・・・なんとその星からエネルギーを吸収しだした・・・そして巨大なエネルギーの塊を作ると次の瞬間に口を大きく開けそのエネルギーの塊を捕食・・・・!!星の生命エネルギーを口から吸収し更なるパワーアップを果たすのであった・・・そして今度は全身から雷のような無数のエネルギー波は発射し大界王神たちを攻撃・・・!かろうじて回避するも更なるパワーアップを果たした相手に手が出ないでいた・・・

 そんな戦いの一部始終を見ている銀河警ら隊(後の銀河パトロール)であったが「星喰いのモロ・・・噂通りとんでもない強さだ・・・ハッキリ言って我々には何もできない・・・界王神様たちに任せてもう少し離れたところから見守ることにしよう」と離れていってしまう。

大界王神の奥の手カイカイマトル発動!!

 大界王神たちのもとに降り立つ星喰いのモロ・・・「これ以上パワーが上がれば我々でも抑えることができなくなる・・・せめてあの星の生命エネルギーを吸収するという魔力だけでもなんとかすることができれば・・・」という南の界王に対して「しかたないね・・・私の神力と引き換えにあいつの魔力を奪うことにする」という大界王神。

 そして「フンッ!!」と気を高め両手に神力を集めていく大界王神・・・そして「カイカイマトル!!!」と高めた神力をモロに放つ・・・・そして凄まじい炸裂音とともにモロの魔力の封じ込めに成功・・・!!そしてやっとの思いでモロを捉えることに成功し銀河警ら隊に身柄を引き渡したのでした。

時は現代へ・・・メルスの説明

 1000万年前の回想が終わり時が現代へと戻る。メルス曰く大界王神たちの力により1000万年前に捕まえることに成功したモロであったが戦闘力自体はまだまだ強大であったため処刑しようにもできるものがおらずやむなく終身刑として投獄しておくしかなかったとのこと。そしてそんなモロが今回脱獄してしまいおそらく魔力も戻っているとのこと。そしてモロの魔力に対抗するために大界王神の力が今再び必要となっており、モロとの戦いの500万年後に魔人ブウにより吸収されてしまった大界王神の能力を魔人ブウから引き出す必要があることを悟空たちに説明するのであった。

銀河パトロール入隊

 そしてメルスから魔人ブウの必要性の説明を受けた後銀河パトロールへの協力要請を受け悟空とベジータは銀河パトロールへと一時的に入隊することになる。銀河王による入隊式のあとに胸に銀河パトロールのマークをつけられる悟空とベジータ。そのあとジャコにより銀河パトロールの心得を教わる悟空たち・・・と急に何やら銀河パトロールが慌ただしい様子となる・・・メルスが隊員に何かあったのかを尋ねるとマカレニ兄弟が強盗事件を起こしたとのこと・・・それを聞いたメルスは自分が行って解決すると言う。それを聞いたベジータは「お前の力を見てみたい」と言い悟空もベジータに同調。2人ともにメルスに同行することに・・・

 場面は変わり惑星ジャング。ブルーオーラムという様々な機械の動力源となり場合によっては惑星破壊規模の爆弾装置にもなりうる鉱石を積んでいる電車をまるごと強奪したマカレニ兄弟のもとへメルスが向かう。メルスから逃げ切るべく電車の列車を切り離したり、レールを爆破したりとあらゆる策を講じるマカレニ兄弟たち・・・焦ることなく余裕で対応するメルスであったが奪われたブルーオーラムのほとんどと捕まっていた運転手たちを助け出すもののそのスキをつかれてマカレニ兄弟たちに逃げられてしまう・・・とここで悟空が宇宙船の前に現れマカレニ兄弟たちを捕獲するのでした。「ご協力ありがとうございます」と悟空に礼を言うメルス・・・しかしメルスがいつの間にか宇宙船の部品の一部を強引に取り外していた事にベジータは気づきます。悟空が捕まえなくても宇宙船は遠くまで飛べなくなっておりマカレニ兄弟たちが逃げ切ることのできないようメルスが細工済みだったのです。

深まるメルスへの疑念・・・そしてついにモロ登場・・・!!

 メルスを力量を図るべくメルスの動きを観察していたベジータでしたが、いつ、どのタイミングでメルスがマカレニ兄弟隊の宇宙船に細工をしたのか全く気付かなかったようです。ベジータはメルスが力を隠しておりその気になればメルス1人でモロを捕まる事ができるのではと疑念をもちメルスに問いただします。

 そんなベジータの疑念について真っ向から否定するメルス。そして、モロの強さは次元が違うようで力に上限がなく、どんどん強くなるため早く捕まえなければいけないと答えます。・・・するとそこへ銀河パトロールの別部隊から悟空たちのもとへ連絡が入ります。モロの居場所をつかんだと・・・その居場所の方向を聞きモロの気を探ろうと試みる悟空・・・するとモロは何者かがこちらの様子をうかがっていることを感じ取り不敵に笑います。そして悟空も気を探っていることを悟られていることを感じ取りさらには得体のしれないモロの気に対して「ドクン」と胸が高鳴り戦慄が走ります・・・・(おわり)

ドラゴンボール超 漫画43話 銀河パトロール囚人編ネタバレ感想

 いよいよ新シリーズの敵の概要が判明しました。その名は星喰いのモロ・・・星から生命エネルギーを吸収しそのエネルギーにより際限なくパワーアップすることができるという強敵です。このモロのために大界王神は神力のほとんどを失ってしまったとのことでモロとの戦いがなければブウとの戦いにも勝っていたかもしれないという新たな真実が発覚します。
 今現在は1000万年もの間銀河パトロールに投獄されていたこともあり老人の姿のモロでしたが今後宇宙の星々からエネルギーを吸収し若返りかつ大幅なパワーアップを果たしたうえで悟空たちと戦うことになるのでしょうか?

 またもう1つ銀河パトロールのエリート戦士のメルス。前回では若干不意を突かれた形の悟空とベジータでしたが、その動きはやはりただものではないようで今回マカレニ兄弟を捕獲する際にメルスの動きをじっくりと観察していたベジータですら動きを見切ることができませんでした。悪者ではなさそうですが一体何者なのかということも今後注目していく必要がありそうですね。