大相撲序二段の琴貫鐵さんがコロナ渦を理由に引退したニュースが大きな関心を集めています。
 
 私はこのブログでかつての勤務先である国土交通省の出先機関であるK運輸局を差別的取り扱いを平然と行うパワハラ組織としていろいろ記事を書いていますが大相撲協会の体質は運輸局の人事課と近しいものを感じました。

 そして同時に今後国家公務員においてコロナ渦が原因として鬱になる休職者が増加するかもしれないなと感じました。
 今日は「国家公務員の休職 コロナ渦が理由で鬱になる職員が増加?」についてまとめたいと思います。




国家公務員の休職理由・・・ダントツ1位は鬱病

 国家公務員の休職理由で一番多い理由は鬱病によるものとされています。
 病気を利用として休職する職員もいますが実際に私が運輸局時代に見てきた求職者も圧倒的に鬱病を原因とする職員が多かったです。
 そしてその鬱病の原因の多くは職場の人間関係だというケースがほとんどでした。

 

国家公務員の休職・・・コロナ渦が理由の鬱病が増加?

 そんななか最近コロナ渦が原因で鬱病になる国家公務員が増えてきているようです。
 中でも窓口勤務を行わなくてはいけない関係上テレワークによる在宅勤務を行うことが中々難しい職員のメンタルが少しずつ病んでいっているようです。

 在宅勤務ができず感染リスクのある通勤を行い、職場についたら窓口で申請人と接客しなくてはいけない・・・
 この繰り返しが徐々に職員の心身を削っていっているようです。

国家公務員の長時間通勤はコロナ渦でも容赦なし!

 また以前別記事でも書いたのですがこのコロナ渦においても(少なくとも関東運輸局においては)国家公務員の長時間通勤は無くならないどころかむしろひどくなっているようです。

 現在通勤人口の7割削減が目標に掲げられている通り通勤や通学が見直しの対象となっていますよね。
 やむを得ず出勤を要する場合でも長時間通勤を回避することが社会的に求められています。

 しかし感染拡大が深刻化してきた12月や1月に関東運輸局で実施された人事異動・・・すなわち転勤で私のかつての後輩たちはいずれも2時間通勤を強いらされることになりました。

 そしてこういった公務と言う名を借りたパワハラともいえる行為が国家公務員のコロナ渦を理由とした鬱病に拍車をかけているのです。

国家公務員の休職・・・コロナ渦での長時間通勤を伴う転勤命令で職場不審で休職からの辞職へ

 私のかつての後輩の女性職員ですが上述の通り12月に下された人事異動による転勤で1時間ほどの通勤から約2時間ほどの通勤を強制させられることになったのですが、冒頭の大相撲序二段の琴貫鐵さんのように「コロナが怖い」「なぜ不祥事を起こしたわけでもないのに2時間も通勤がかかるところに行かなくてはいけないのか?」と職場の管理職経由で関東運輸局の人事課へ転勤の見直しを迫ったそうです。

 しかし人事課からの回答は大相撲協会からの回答と似たようなパワハラ回答。
 すなわち「要望は認められない。拒否するなら辞表を出せ」とうものだったようです。

 この人事課の対応により職場に対する不信感が一気に増長した後輩は転勤早々休職・・・そしてなんとそのまま辞職してしまったのです!!

 今後組織がしっかりした対応を見せない限り同じようなケースが続出するのではないでしょうか?

「国家公務員の休職 コロナ渦が理由で鬱になる職員が増加?」まとめ

 以上「国家公務員の休職 コロナ渦が理由で鬱になる職員が増加?」についてまとめました。
 そう遠くないうちに各組織で同じような事例が発生しトップニュースになると予想しています。
 そして悪しきモデルケースとして関東運輸局人事課が世間のやり玉にあがる・・・そんな日が来ることを楽しみにしたいと思います(笑)