タレントのビートたけしさんが番組収録直後につるはしを持った男に襲撃されたという衝撃的な事件がニュースしました。

たけしさんというとたけし軍団と一緒に講談社に乗り込んで襲撃をかけたフライデー襲撃事件が有名ですが今回は襲撃を受ける側としてのまさかの事件が発生。

いまのところたけしさんを襲撃した動機などは明らかになっていおらず事件の概要が明らかになるのが待たれるところです。

さて襲撃事件といえばつい最近も花森弘卓容疑者による大学時代のサークル後輩メンバー硫酸襲撃事件が発生したばかりですよね。

この事件は目に硫酸を賭けるという残忍性はもちろん硫酸時間前に匿名で「後悔しますよ?」という脅迫文を被害者に送っていたことさらにはその動機が後輩の態度が気に入らなかったという一般の感覚すれば「え?たかだかそんなことで?」ということだったことも大きな話題を呼んでいますよね。

さて前置きが非常に長くなってしまいましたが私は車検場に勤務していた元国家公務員です。
たけしさんのようにつるはしで襲撃を受けたりあるいは硫酸のような劇物をかけられたということはないまでも
国家公務員時代に頭がおかしいと言わざるを得ない輩からの脅迫や襲撃を目にしたことがあります。

そこで今日は「国家公務員 私が実際見た頭がおかしいサイコさんによる脅迫・襲撃事例」として私が実際に目の当たりにした事例を紹介したいと思います。




➀国家公務員時代に私が実際見た脅迫事件・・・自動車のナンバー英文字脅迫文事件

まずは自動車のナンバー英文字脅迫文事件です。
自動車のナンバーは「東京〇〇〇あ△△△△」のように地名+〇(数字・・・分類番号という)+仮名文字+△(数字1~4ケタ)の4つの要素から構成されています。

このうちの〇分類番号が街中を見ると(特に東京都23区や横浜市など)「3〇H」など〇の下1桁が英文字になっているナンバープレートを見かけることがあると思います。

これは〇〇〇の部分が数字だけでまかなえなくなった場合に下一桁を英文字とすることでナンバープレートを発行することが法律で決まっています。

・・・ところがこの点「日本人であるのに自動車のナンバーに英文字を加えるなどけしからん!」として長文の脅迫文を送りつけてきた輩がおりました。(その後の調べで複数個所の車検場に送付していたことが発覚。)

「えっ?じゃあどうやってナンバー発行するの?」という感じなのですが・・・

➁国家公務員時代に私が実際受けた半脅迫事件・・・新聞記者による「携帯教えろ」事件

これは脅迫事件と言えるものではにかもしれませんが(そのため「半」脅迫事件としています)かつて新聞記者による取材で「うわ・・・コイツやばい奴だ・・・」と思ったことがありましたの紹介します。

当時タクシー料金の認可を行う部署にいた私。
その頃ちょうど運賃改定と言うタクシー料金を値上げするという10数年に一度の申請が行われました。
これが当時マスコミの関心を集め大手マスコミ各社からかなりの頻度で取材を受けることになりました。

そのなかのある大手新聞社の記者の1人がとんでもないサイコさんでした。

「タクシー料金の値上げは国民の関心が高いニュースであり逐一我々も報道する義務がある」

・・・まあここまでは使命感のある人だなくらいだったのですが次に出た発言に耳を疑いました・・・

「そのためコチラの取材にはいついかなるときでも対応してもらう必要がある。」

「土日や祝日もコチラの要望に合わせて情報を入手させてほしいので個人の携帯番号を教えてほしい」

・・・と執拗に迫られました。
もちろんお断りするとともに当時の上司に代わって対応してもらいましたが・・・

大手新聞社の中にもこういう自分たちの都合を平然と押し付けてくる方がいるのだなといい意味で勉強になりました。




⓷国家公務員時代に私が実際見た襲撃事件・・・車検が通らない事件

ここまでの2つは脅迫事件でしたが最後に紹介するのは襲撃事件です。
これは2回目にしたのですがいずれも車検を受けに来た申請人が検査に合格しなかったことに激昂・・・「車検場のトップに話をさせろ!」と怒鳴り込みながら車検場のトップが在庁している部屋に襲撃をかけるというものです。

実際の車検場と車検場のトップが在庁している部屋は庁舎が別なためそこそこ距離があり、また車検場職員もトップに襲撃を賭けようとする人物を複数人で静止するのですが・・・止まりません(笑)

ご存じの通り車検は一定の国の基準に合格しなければいけないためそれに合格しないというのは完全に自分の整備点検に非があるだけだと思うのですが・・・サイコさんには正論は通用しないのです(笑)

(結局この襲撃者たちは警察へ通報することになったのでした。)

⓸「国家公務員 私が実際見た頭がおかしいサイコさんによる脅迫・襲撃事例」まとめ

以上「国家公務員 私が実際見た頭がおかしいサイコさんによる脅迫・襲撃事例」まとめでした。

私の知り合いの現役車検場職員も不正に自動車の車両情報を取得しようとする輩の電話による脅迫に悩まされているようです。

国家公務員は業務の性質上こういった頭のおかしい人物の格好の標的になりがちです。
とくに花森容疑者の事件のように直接的な接点が全くなくても容赦なく脅迫・襲撃のターゲットとなりえます。

これから国家公務員になる方はたけしさんや花森容疑者の事件は決して他人ごとではありません!

貴方もすでに狙われているのです!!