本ブログでたびたびお話ししていますが私は元国家公務員です。
当時の経験を基にした国家公務員系の記事についても色々とまとめているところです。

さて国家公務員というと2ちゃんねる開設者で現在屈指の論客として大人気のひろゆきさんがネタにされますよね。

先日もひろゆきさんがご自身のYouTubeチャンネルで公務員最強説を検証されていたことにつき記事にしたところです。

さてそんなひろゆきさんが先日ご自身のYouTubeチャンネルで年収600万円いかない人はいろいろな面で損をしているという内容の話をされる動画をアップされていました。

そんな年収600万円という収入ですがひろゆきさんが最強と唱える国家公務員がその年収600万円にたどり着くのは何歳くらいになるのか?

気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は「国家公務員の給与事情 一般職ノンキャリア職員が年収600万円以上になるのはいつ?」としてまとめてみたいと思います。




➀国家公務員 ノンキャリア一般職の職員が年収600万円になるのはいつ?

国家公務員一般職の職員がが年収600万円以上となるのは何歳くらいなのか?
・・・答えはハッキリ言ってピンキリです。

ネットなどで年代別の国家公務員の平均年収についてみてみると各種サイトでは30代の年収が500~600万円と約100万もの誤差があることがわかります。

この誤差の理由はズバリ職員が本省勤務か出先機関勤務かによるところが大きいです。

本省勤務の場合徹夜が当たり前のため超過勤務手当がほぼ満額近く支給されます。(超過勤務手当が基本給を上回ることもあるそうです)

また本省勤務というだけで特別な手当が支給されるうえ昇給のスピードも出先機関よりも早いです。

このため同期に入庁した職員であっても本省勤務と出先機関勤務で年収に100万円近くの違いが出るということは十二分に考えられるのです。

出先機関勤務だった私の場合ですがちょうど30歳の時に年収500万円を超えたのですが学生時代の本省勤務の友人は年収630万ほど・・・つまり本省勤務であれば30歳で年収600万円に到達することもありうるということになります。

➁国家公務員 一般職出先機関勤務職員が年収600万円になるのはいつ?・・・私の場合のモデルケース

では国家公務員の中で年収が少ない出先機関職員が年収600万になるのは一体何歳くらいなのか?
関心をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

このてん私がいいモデルケースとなりますので私の実体験をもとにお話ししていきたいと思います。

私の場合38歳で初めて年収600万円の壁を突破することができました。

ちなみに私の場合超過勤務手当が月に1万円足らず・・・
つまりほぼほぼ基本給のみで38歳で年収600万に到達したということになります。



↑ ↑ ↑
【資格スクエア】攻略ガイドダウンロードはこちら

⓷国家公務員 出先機関職員が年収600万円になるのはいつ?・・・地域手当のからくり

さて上述のように私は38歳にしてひろゆきさんのいう年収600万円に到達しました。
しかし残業代が微々たる額でほぼほぼ基本給のみの国家公務員がこの年収600万円に達するのは30代後半と決めつけるのは少しばかり早急です。

国家公務員には地域手当という手当が支給されます。
これは勤務地によって支給割合が違い一番支給割合の高い東京都23区であれば基本給の20パーセントが給与に加算されます。

その一方地方の田舎であれば0%というところもあります。

このように勤務地が都会であればあるほど高い支給割合が支払われるのですが私は2番目に高い支給割合の16パーセントのところで勤務していました。
これが30代後半で年収600万円に到達した大きな要因になっています。

もし支給割合が0~一桁のところに勤務されている国家公務員であれば年収600万円を超えるのは確実に40歳を過ぎてからということになります。

ですので国家公務員出先機関職員が年収600万円となるのは「30代後半から40歳半ばくらいまで!」ということができそうです。

⓸「国家公務員の給与事情 一般職ノンキャリア職員が年収600万円以上になるのはいつ?」まとめ

以上「国家公務員の給与事情 一般職ノンキャリア職員が年収600万円以上になるのはいつ?」についてまとめました。

要約しますと➀本省勤務であれば30歳での到達も夢ではなく➁出先機関勤務であれば残業代が出ない場合でも地域手当の支給割合の高いところに勤務していれば30代後半で到達することが可能ということになります。

この地域手当・・・私自身国家公務員として勤務してからその存在を知ったのですが地味に存在がでかいんですよね・・・

また「支給割合が高い=激務」というわけでもありません。
中には支給割合が低いうえ激務な部署もやまほどあります。

これからどこのエリアでもいいから国歌公務員出先機関で働きたいという方は事前に地域手当について下調べをしておくことを強くお薦めします(笑)