近年国家公務員がセクハラやパワハラで懲戒処分を受けるニュースを多く見かけるようになりました。

筆者も元国家公務員ですが公務員組織は各種ハラスメントの温床。
今現在被害に遭っていて相談や告発をしようか悩んでいる方もきっと多いと思います。

さて筆者もパワハラ被害を受けたことがあり相談先や告発先として考えられるありとあらゆる部署に働きかけを行った経験があります。

その経験をもとにもしハラスメントに悩んでいる方が相談や告発を行うとしたらどこにしたらよいのかについて「国家公務員のパワハラやセクハラ 相談や告発をするのに一番おすすめなのはどこ?」としてまとめていきたいと思います。




➀国家公務員のセクハラやパワハラの相談や告発先・・・直属の管理職

まずハラスメントの相談先として一番基本なのが直属の管理職です。
(加害者がその直属の管理職の場合はその1つの上のポジションにいる人間)

しかし今の公務員組織は管理職と言っても名ばかり管理職がほとんどです。
能力の有無にかかわらず勤続年数さえ満たしていれば簡単に管理職のポストにつくことができます。

そのため相談や告発をしても頼りにならないということがほとんどです。

ちなみに私の場合ですが「上司の嫌がらせがひどい。このままでは私が倒れてしまうので何とかしてほしい」と上司から受けていたパワハラ被害を直属管理職に相談したところ「我慢できないのであれば倒れてくれ」と言われたことがあります。

➁国家公務員のセクハラやパワハラの相談や告発先・・・人事院

次に紹介するハラスメントの相談先や告発先は人事院です。

人事院は国家公務員の規律を正すのがメイン業務の1つ。
そのため各種ハラスメントの相談も受け付けています。

しかしこちらも相談や告発をして実用的な効果があるかというと筆者の個人的には疑問です。

かつて私が国家公務員だったころ要自宅療養の診断が出ている状態で無理して出勤して仕事をしている中で雨の日は片道3時間ほどかかってしまう僻地への人事異動が決まりました。

この人事が不当なパワハラ人事ではないのかとして人事院へ相談したことがあります。

しかし結果は「人事院は各行政機関の人事には介入できない」という一言で終わってしまいました。




⓷国家公務員のセクハラやパワハラの相談や告発先・・・本省公益通報窓口

次に紹介するハラスメントの相談先や告発先は本省公益通報窓口です。

私の場合は国土交通省の出先機関に勤務していましたが本省には公益通報窓口という内部職員からの相談や告発先として公益通報窓口が設置されています。

しかしこの公益通報窓口は相談や告発を受けてもらうためには要件がありその要件を満たしていなくては相談や告発を受理してくれず却下されます。

そしてパワハラやセクハラといったハラスメント問題に関してはこの要件を満たしていないという判断をするようでいままで複数回相談・告発をしましたがいずれも却下されました。

そのためハラスメント問題を公益通報窓口に相談・告発するのは時間の無駄といえそうです。

⓸国家公務員のセクハラやパワハラの相談や告発先・・・行政相談窓口

最後に紹介するハラスメントの相談先や告発先は所属する行政機関に設置されている行政相談窓口です。

こちらは公益通報窓口と違い職員でなくても外部の人間も利用できるハラスメントに限らずありとあらゆる相談や苦情などの申告窓口となっています。

ここまでいろいろとハラスメント問題の相談・告発先を紹介してきましたが結論からお話しするとこの行政相談窓口が一番まともな窓口です。

この行政相談窓口に申告したハラスメント問題はその後職員の懲戒処分を行う人事課へいくのですが、少なくとも人事課は申告内容につき調査は行います。

そしてその調査の結果申告内容の裏付けが取れた場合はハラスメント加害者に厳正な処分が下されることもあります。

実際に筆者も上司からのパワハラを行政相談窓口に申告したところその事実関係の確認が取れ憎い上司に厳正な処分を食らわせることに成功しました。

⓹「国家公務員のパワハラやセクハラ 相談や告発をするのに一番おすすめなのはどこ?」まとめ

以上「国家公務員のパワハラやセクハラ 相談や告発をするのに一番おすすめなのはどこ?」でした。

まず手始めに相談・告発するなら所属する職場の行政相談窓口に申告するのが一番おすすめです。
これは匿名でも利用できますので安心して有効利用しましょう!!