今日16日に行われたボクシング東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ。
 大橋ジム所属でロンドンオリンピック銅メダリストの清水聡選手が殿本恭平選手に7ラウンドTKO勝利をおさめ5度目の防衛に成功しました。
 直前の試合となるWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級タイトルマッチではチャンピオンのジョー・ノイナイ(フィリピン)選手に6ラウンドTKO負けを喫した清水選手でしたが保持する東洋太平洋フェザー級のタイトルを防衛するとともに復帰試合に勝利するかたちとなりました。
 さて前回思わぬ敗北を喫してしまいもう後がないなか悲願の世界王者へ踏みとどまった清水選手ですが、早速気になる次戦の話が浮上しています。
 今日はそんな清水選手の気になる次戦についてまとめます。




清水聡選手・・・気になる次戦は?

 見事防衛&復帰試合に勝利した清水選手。
 このまま一気に世界戦へ!!・・・といきたいところですが次戦は世界前哨戦かつフェザー級国内最強決定戦として薬師寺ジム所属の森武蔵選手との世界前哨戦かつ日本人最強決定戦となることが強く予想されます。

清水聡選手・・・気になる次戦相手とされる森武蔵選手とは?

 森武蔵選手は若干20歳でありながらWBOアジアパシフィックフェザー級のタイトルを保持する日本フェザー級期待のホープです。
 ここまでの戦績は11戦11勝6KO。
 所属ジムはボクシングのレジェンド辰吉丈一郎と激闘を繰り広げた薬師寺保栄さんが会長を務める薬師寺ボクシングジム。
 担当トレーナーは日本人初の4階級制覇王者井岡一翔さんが支持していることでもおなじみのキューバの名伯楽イスマエル・サラストレーナーです。

 小学5年生まで空手をやったのちにボクシングへ転向。
 U-15大会に2度優勝するなどデビュー前から輝かしい実績の持ち主です。

 また前日本新人王決定戦では以前このブログでも紹介したお笑い芸人ロバートの山本博さんのデビュー戦の相手としても有名なマジシャンかつラーメン二郎大好きボクサーのジロリアン陸さんに文句なしの判定勝ちを収めています。

 全日本新人王を獲得し日本ランキングに名を連ねたのちWBOアジアパシフィックフェザー級のタイトルを獲得。
 現在2度の防衛に成功している勢いに乗っている新鋭ボクサーなのです。

清水聡VS森武蔵・・・どんな展開になる?

 リーチを生かした長距離のボクシングを展開する清水選手。
 一方の森選手はスピードに優れたスタイリッシュな戦い方を展開するボクサー。

 経験の差を活かし距離を支配した清水選手がダイヤモンドレフトを炸裂させるのか?
 
 若さと勢いに勝る森選手がスピードで清水選手の距離を破りリズムをつかむのか?

 といった距離VSスピードの展開になるのではないでしょうか?

 

名勝負必至!日本人最強決定戦!

 過去を見返すと世界前哨戦かつ日本人最強決定戦は名勝負が多いんですよね。

 畑山隆則さんVSコウジ有沢さんの日本スーパーフェザー級タイトルマッチ。

 山中慎介さんVS岩佐亮佑さんの日本バンタム級タイトルマッチ。(2人はのちにともに世界王者へ)

 今回清水選手と森選手の対戦が実現すればこれまた名勝負必至と言えるカードの実現と言えるでしょう!

 清水選手側も森選手側も両陣営とも対戦に乗り気とのことですので実現の可能性は大きいといえるのではないでしょうか?

 そんなわけで今日は「ボクシング清水聡V5!次戦は森武蔵と世界前哨戦?」についてまとめました。