本ブログで度々お話していますが私は国土交通省の出先機関の某運輸局に勤務していた元国家公務員です。
国家公務員時代の経験を活かして国家公務員の給与や人事や内情さらには現役の国家公務員の友人と協力してパワハラ&無断遅刻職員や勤務時間中に居眠りを繰り返す職員などを告発した記事など様々なテーマについて記事にしているところです。

そんな数ある記事の中でも以前記事にした「国家公務員 出先機関はまったりは本当」という記事が毎日コンスタントに読まれています。

さてその記事内で少なくとも運輸局の車検場での自動車の登録にかかわる業務であればまったりとはいかないまでも定時で帰ることはできる旨記載したのですが・・・最近この点につき徐々に変化が起こっているようです。

今日は「国家公務員 出先機関は定時でまったり時代の終焉?」についてまとめたいと思います。




➀国家公務員 出先機関は定時でまったり時代の終焉・・・車検場自動車登録業務の勤務概要

自動車の登録業務は自動車の名義変更などを行う窓口業務です。
時間は午前の部が8時45分から11時45分までで午後の部が13時から16時まで。
そして16時以降がその日の業務の統計業務や人事・会計といった総務系の仕事をこなすといった感じで毎日職員が業務をこなしています。

自動車の登録業務は稀に物凄い法律的な知識を要する案件がくることもありますが通常の手続きはとても簡単なものばかり。
そして16時以降の総務系の業務も職員で分担して担当を決め業務割り振りを行うことで各々の負担が最小限で済むようにすることでよほどのことがない限り定時で帰れるよう工夫がされています
また車検場に配置される職員数も上述の業務量の統計から算出された必要な職員数が決定され各車検場の1人当たりの職員が抱える業務量が大体同じになるような配慮がされています。

このようなやり方のもと数少ない定時で帰れる職場だった車検場の自動車登録業務部門・・・しかし最近この流れに大きな変化が訪れているようです。

➁国家公務員 出先機関は定時でまったり時代終焉の原因は?

私がいたころはほぼすべての車検場の登録部門が定時で帰宅できる部署でした。
しかし近年場所によっては毎日夜8時過ぎまで残業をしなくてはいけないという職員が徐々に増えているようです。

登録部門で夜8時まで残業・・・これは私が勤務していたときにはまず考えられなかったことです。
私は年に残業したのは年に1,2回。(それも夜7時には帰っていました。)

ではその原因は何なのか?
ハッキリ言って人事異動を決定する無能な人事課に原因があります。

⓷国家公務員 出先機関は定時でまったり時代終焉の原因・・・無能な人事課が職場環境を改悪

何回もお話している通り自動車の登録部門はもともと定時で帰宅できる数少ない部署でした。

しかし近年そんな登録部門に異変が起きているようです。

「定時で帰れる職場」=「誰でもこなせる楽な職場」という認識なのかは不明ですが明らかに使えないダメ職員が登録部門に配属されるという人事異動がここのところ顕著なようです。
特にこれまでまったく登録業務をやった事がない職員が全く畑違いの登録部門に配属されるという人事がここのところ増加しているようです。

こうなるとどういうことになるか・・・

無能な職員が配属されたことで業務が停滞し職員の負担が増加し疲弊します。
結果本来余裕をもって定時で帰宅できるはずの職場がそうでなくなってしまうというシナリオです。

今このような車検場がハイペースで増加しているようです。

⓸国家公務員 出先機関は定時でまったり時代終焉の原因・・・無能な人事課が職場崩壊さえ引き起こす

さてこのように定時で帰れるという図式が崩壊しつつある車検場登録部門ですが・・・
最近人事課のありえない人事が原因で定時で帰らるという図式が崩壊したのはもちろんのこと職場崩壊を巻き起こした例があります。

それがS県のK日部車検場です。

無能で内外問わずトラブルを巻き起こす人物を管理職として人事異動を発令。
結果5人いた部下のうち2人がメンタルを止み病休で休職。
残った3人のうちの1人も退職。
挙句の果てに当該管理職となった無能なトラブルメーカーも自身がメンタルを止み病休リスト入り・・・

この管理職を入れ全6名の職員のうち4名・・・すなわち3分の2が病休・退職するというまさに異例事態。

これなどまさに人事課による人事異動を原因とした職場崩壊の最たる例と言えるでしょう。

⓹「国家公務員 出先機関は定時でまったり時代終焉の原因」まとめ

以上「国家公務員 出先機関は定時でまったり時代終焉の原因」についてまとめました。

ちなみに国家公務員の人事異動が4月1日に発令されますが相も変わらず私の元職場では意味不明な人事異動が発令されるようです。

今後ますます定時で帰る事のできる車検場は一段と減っていくことになるでしょう。
まさに車検場登録部門における定時でまったり時代の終焉といえるでしょう。