2月15日土曜日午後九時よりフジテレビ土曜プレミアム『目撃!超逆転スクープ5』が放送されます。

出演者にはナインティナインの矢部浩之さん、出川哲朗さん、小島瑠璃子の3人を迎え2018年より不定期で世界各地で起こった猟奇事件を振り返る同番組。

そんな同番組で今回2018年に起こったジェイミー・クロスさん監禁事件が特集されます。
今回はそんな気になる事件を番組より早く詳細に振り返ってみたいと思います。




➀失踪事件 海外で起きた解決済み事件の代表例 ジェイミー・クロスさん監禁事件 事件概要

2018年10月15日のアメリカ、ウィスコンシン州。未明に警察に携帯電話から通報があります。
しかしいくら対応した警察官がよびかけても何も応答がなく背後に怪しげな物音が聞こえるのみでした。

不審に思った警察が通報元と思われるクロス家へ向かうと家の主ジェームズ・クロスさん、そして妻のデニース・クロスさんの射殺体が・・・そして一家の一人娘のジェイミー・クロスさんが行方不明となっていたのでした。

そのころジェイミーさんは何者かに車のトランクに押し込まれ自宅から100km以上も離れた山小屋に向かい拉致されていました。

そして犯人は山小屋にてジェイミーさんの監禁を開始します。
周囲に悟られないよう、満足な食事はおろか水さえも与えずジェイミーさんを何時間もベッドの下に閉じ込めていました。(また彼女が逃げられないようベッドの脚に重しをつけていました)

警察も懸命に操作するもまったく手掛かりがつかめずに事件発生から3か月が経過しようとしていた2019年1月10日に事件が大きく動きます!!

犯人が山小屋を留守にしていた数時間の間に「犯人の生活習慣をチェックしていた」というジェイミーさんが犯人の隙を見て山小屋を脱出!!

近くの民家へと逃げ込むことに成功し無事に警察に保護されます。
そして犯人逮捕へと繋がることになったのです!!

こうして文章にするとわずか数行ですが13歳の少女にとって両親を殺害されたうえその犯人に3か月近くも監禁されたこの時間がどれほど苦痛で長く感じたかと思うと胸が苦しくなりますよね。

➁失踪事件 海外で起きた解決済み事件の代表例 ジェイミー・クロスさん監禁事件 犯人は誰?

さてこの気になるこの事件の犯人ですが21歳の無職のジェイク・トーマス・パターソンという男でした。

なんとジェイミーさんとの間に直接の面識はなく、たまたまジェイミーさんがバスに乗り込むところを見かけたことがきっかけで一目ぼれしストーカー行為を開始。
そしてジェイミーさんへの思いを止めることができす犯行に及んだということです。

また警察での取り調べから今回の犯行が衝動的なものではなく計画的なものであったということも明らかになります。

ジェイミーさんへの支配欲のためだけにご両親まで殺害することを計画するなんて常人には考えられませんよね。

また完全に余談となってしまいますが、事件発生から約2週間後の10月27日にジェイミーさんのご両親の葬儀が行われたのですが・・・なんとこの日にカイル・ジェンキ・アニスという男がジェイミーさん宅に侵入しジェイミーさんの衣服や下着を盗んだことが明らかになります

このカイルという犯人・・・なんとジェイミーさんのご両親と同じ七面鳥のお店で働いていた同僚とのこと。

この男も信じられませんよね。



⓷失踪事件 海外で起きた解決済み事件の代表例 ジェイミー・クロスさん監禁事件 気になる裁判の行方は?

パターソン被告の逮捕から約4か月後の2019年5月24日裁判が行われ版滅が下ります。

ジェイミーさんのご両親対する殺人罪では2件とも終身刑、そしてジェイミーさんに対する88日間の監禁罪では40年の禁固刑が言い渡されます。(ちなみに事件の舞台となったウィスコンシン州では死刑制度がな終身刑が一番重い刑罰になります。)

⓸「海外で起きた解決済み少女失踪事件の代表例 ジェイミー・クロスさん監禁事件について」まとめ

以上「海外で起きた解決済み少女失踪事件の代表例 ジェイミー・クロスさん監禁事件について」まとめでした。

このような事件が2度と起こらないことは祈りつつ最後に同裁判におけるジェイミーさんの陳述書の一部を紹介します。

ジェイミーさん陳述書


「いまでは家の警報をセットしないと眠ることができません。以前は友達と外出するのが好きでした。学校に行くのが好きで、ダンスを踊るのが好きでした。彼はそれらすべてを私から奪ったのです」と、ジェイミーさんは陳述書で述べた。
「いまの私には表に出ることなどできません。怖くて、不安でたまらなくなるのです。私のような女の子ならごく当たり前にやるようなことですが、私にはできません。彼にすべて奪われてしまったからです」