誰しも知っている宮崎アニメの名作『風の谷のナウシカ』
金曜ロードショーで誰しもが一度は見たことがあるのではないでしょうか?

そんなナウシカですが実は原作漫画が存在することに加えおなじみのアニメ映画版は原作漫画全7巻のうち1巻から2巻の途中までを描いたものであることは知らない方も多いのではないでしょうか?

本記事では「風の谷のナウシカ 原作漫画版とアニメ映画版の相違点や原作の衝撃的な結末まとめ」としてしられざる風の谷のナウシカの原作について紹介していきます!

➀風の谷のナウシカ 原作漫画とアニメ映画版の相違点まとめ

冒頭でもお話しした通り慣れ親しんだアニメ映画版風の谷のナウシカは原作漫画の序盤の部分を短くまとめたものにすぎません!

これだけでも初めて知ったときは驚いたものですが相違点も多いです。

アニメ映画版ではトルメキア帝国がナウシカの敵国として描かれまた帝国の司令官であるクシャナは冷酷な悪役として描かれています。

一方原作漫画版ではナウシカとトルメキア帝国は同盟国という関係。
司令官クシャナも非常に悲しい過去や部下に愛される描写が多々見られます。




➁風の谷のナウシカ 原作漫画で明らかになる真実

繰り返しになりますがアニメ映画版ナウシカは原作の序盤中の序盤を描いたもの。

そのため作中において腐海や巨神兵さらには王蟲についてどういう経緯で発生・誕生したのかという謎については詳細な説明がされていません。

しかし原作漫画ではこれらの謎について旧世界の人類が立てた計画によるものであることが明らかとなります。

世界のすべてを破壊し世界再建をもくろんだ旧世界の人類たち・・・その破壊のために創造されたのが巨神兵でした。

そして破壊され汚染された世界を浄化するために作られたシステムが腐海・・・そしてその腐海の番人として生み出されたのが蟲だったのです。

⓷風の谷のナウシカ 原作漫画の衝撃的なラスト結末は?

腐海や巨神兵の真実とともにナウシカたちの正体についても原作で明らかとなります。

ナウシカたちの正体・・・それは旧人類によって生み出された汚染された世界でしか生きていけない人間でした。
つまり腐海により世界の浄化が完了すると同時に死ぬ運命にあったのです。

そしてナウシカたちの滅亡後に「墓所」で眠る旧世界の人類の改良版ともいえる新人類たちが復活する・・・それが旧世界の人類たちの最終計画でした。

しかしこの旧世界の人類たちの計画に激怒したナウシカは墓所の主が浄化後の世界でもナウシカたちが生存できるように改良することを打診するも「墓所」を破壊します。

こうしてナウシカたちは浄化完了と同時に滅亡する運命を選択します。

そして「墓所」を破壊したことでナウシカたち滅亡後も新たな人類が生まれることはありません。
残るのは浄化された世界のみ・・・これが原作のラスト結末です。




⓸「風の谷のナウシカ 原作漫画版とアニメ映画版の相違点や原作の衝撃的な結末まとめ」総括

以上「風の谷のナウシカ 原作漫画版とアニメ映画版の相違点や原作の衝撃的な結末まとめ」でした。

平和で感動的なラストを迎えたアニメ映画版とは違って原作漫画版のラストはかなり重いお話となっています。
まだ未読のナウシカファンの方は是非チェックしてみるべき作品なのではないでしょうか?