今日テレビを見ていますと、都立の高校入試の出題範囲について数学から三平方の定理を除外することを決定した旨のニュースをやっていました。
40歳にリーチのかかった中年ながら「出題範囲が狭まる分、問題の難易度が上がってしまうとしたらそれはそれで受験生にとっては災難だなあ・・・」と思わず自分のことのように考えてしまいました。(笑)
さてそんな私ですが中学時代は数学はやや苦手だったもののその後高校に入り勉強法を確立。
1度だけですが高校二年生の時の数学の全国模試で富山県1位をとれるまでになりました。
(そして最終的には早稲田大学へと進学することでできました。)
勉強方法に悩む受験生の参考になればと思い今日はそんな私の勉強法についてお話したいと思います。
目次
➀中学時代の私のは落ちこぼれ 数学の成績はひどい時は5割ほど
まず私の中学時代の数学の成績についてお話しましょう。
いい時は8割以上の点数でした。
しかし点数が安定しておらず悪い時は5割くらいと非常に点数の幅が大きかったのです。
こんな不安定な科目では受験において致命的ですよね(笑)
私は高校受験はこの数学で大失敗し志望校に落第してしまいます。
➁私が数学を苦手にしていた理由は当時の教師の古い教え方が原因
さてでは何故数学の点数が安定していなかったのか?
実は中学時代の数学教師が「わからない問題はわかるまで時間をかけてでも考えろ」というのが口癖の教師でした。
当時の私はこの教師のこの言葉を真に受けて勉強していたのですが・・・・わからないものをいくら時間をかけて考えたってわかりませんよね(笑)
当時の私は教師のこの口癖を真に受けてしまったため非常に勉強の作業効率がはかどらなくなってしまいました。
そして結果として「わかるところで勝負する」というギャンブル性の高いスタイルで高校受験に挑むことになってしまったのです。
⓷高校時代に通った塾の先生の一言で数学の勉強方法を確立!
さて、こんな感じで高校受験に見事玉砕した私。
「高校で失敗した分は大学受験で!!」と息巻いて高校一年生時からかなり勉強をしました。
そして夏休み期間中のみとある学習塾に通いました。
そこで出会った数学の先生との出会いが劇的に私の勉強法を変え成功に導いてくれることになりました。
「わからない問題はいくら考えても無駄。」
「5分考えてもわからなければ問題の解説を読もう!そしてどこで詰まったのかを理解しよう!」
「そして必ず次の日にもう一度チャレンジして理解したうえで解けるようになろう!」
というその先生の教えは中学時代の教師の口癖とは真逆のものでたいへん驚きのものでした。
しかし同時に
「そうか!少し考えてわからないものは解説を読んでどこで自分がわからなくなったのかを把握し理解を深めていけばいいのか。」
「これからあらゆる問題をこのやりかたで解いていくことで理解を深めていくと同時に問題のパターンを覚えて対応力を上げていけばいいのだな」
と悟りを開いた気分になりました。
⓸数学で勉強方法を確立できればおのずと他の科目も勉強のコツがわかるようになる
この新しい勉強方法に変えてからはみるみるうちに理解力・対応力が上がっていきました。
またこの勉強法を数学以外の他教科にもあてはめることで数学以外の科目についてもレベルアップが図れました。
そして夏休み明けの国語・数学・英語の3教科の全国模試で国語・英語・数学3教科ともに7割以上の成績をあげることができ、新勉強法に変えてから初の全国模試でいきなり結果を残しました。
こうなると勉強そのものが非常に楽しくなってきます。
特に中学時代やや苦手だった数学が完全に自分のメインの武器になっていくのが日々実感できました。
校内テストでも幾度となく数学は満点。悪くても90点以上といった快進撃がつづきそして高校2年の夏の全国模試においてとうとう富山県1位の成績を上げることができたのです。
全国模試で富山県1位となったのはこのときのみでしたがその後も富山県内で16位の成績を残したこともありこの新勉強法により飛躍的に成長を果たすことができたのです。
⓹「高校数学の全国模試で富山県1位を獲得した勉強法のコツは問題の解説にアリ!」まとめ
以上「高校数学の全国模試で富山県1位を獲得した勉強法のコツは問題の解説にアリ!」まとめでした。
本ブログで度々取り上げているYouTube版マネーの虎こと令和の虎主催者岩井社長も塾講師だったご自身の経験をもとに数学がわかるようになれば自然と他の科目の学習方法もわかるようになると話をされています。
勉強方法に悩んでいる受験生には是非参考にしてもらって合格へとつなげてほしいと思います。