公務員が懲戒免職となる事例が後を絶ちません。
 懲戒免職となれば職を失うのはもちろん民間よりも高額とされる年金や退職金をもらう権利も失うというのにです。
 さてこの毎日のように見かける公務員の懲戒免職のニュースですが職員の実名は必ず伏せられていますよね。
 今回はそんな懲戒免職となった公務員が誰か突き止める方法はあるのかまとめたいと思います。




内部処分の懲戒免職で公務員の氏名が発表会されることはない

 毎日のようにニュースとなる公務員の不祥事ですがその不祥事によって逮捕された場合は氏名が公表されます。
 しかし警察による逮捕が伴わない場合は氏名が公表されることはありません
 この点は日頃から国民から批判が多いところですよね。
 では逮捕を伴わない懲戒免職となった職員が誰か調べる方法はないのでしょうか?

懲戒免職となった公務員は官報に掲載される!

 実は調べる方法は存在します。
 日本政府が発行する官報という刊行物があります。
 国の機関紙として国としての作用に関わる事柄の広報および公告をその使命とする読み物なのですが懲戒免職となった職員についてはその氏名が官報に掲載されるのです。

懲戒免職となった公務員は官報のどこにどのように記載される?

 公務員の懲戒免職については官報の「公告」欄に「諸事項」として記載されます。
 また官庁、裁判所、特殊法人等、地方公共団体毎に記載されます。(見出しは「職員の免職処分関係」)

 実際官報を見てみると地方公共団体の欄で不祥事により教員免許を失効したであろう教員の氏名等確認することができました。

「公務員 懲戒免職処分となった職員を調べる方法は?」まとめ

 以上「公務員 懲戒免職処分となった職員を調べる方法は?」についてまとめました。
 このブログで中部運輸局職員が25日付けで懲戒免職となった事例を取り上げましたが25日以降の官報にはまだ記載がありませんでした。
 これから毎日欠かさず官報をチェックしたいと思います。
 ちなみにこの官報ですが発行元はお金(お札)を刷っていることで有名な国立造幣局です。
 知っていましたか?