今世間を賑わせまくっている柚葉さんのゆっくり茶番劇の商標登録取得問題
ツイッタートレンド入り後はテレビなどでも大きく取り上げるなどまだまだ騒動は過熱しています。

そんななかこの問題についてYouTubeでおなじみの岡野タケシ弁護士が視聴者の質問に答える形で弁護士の観点からこの騒動の各種論点について語ってくれました。

以下その概要をまとめていきたいと思います。



➀ゆっくり茶番劇 柚葉さんの商標登録取得はそもそも犯罪なの?

まずはこの柚葉さんがゆっくり茶番劇について商標登録を取得したことがそもそも犯罪なのかというてん。
この件が明るみになるや「柚葉を許すな」という言葉がツイッタートレンド入りするなどまるで柚葉さんが犯罪者であるかのような風潮が巻き起こりました。

しかしこの柚葉さんの商標権取得それ自体は全く違法ではなく犯罪ではありません。
(そもそも違法なものに対し特許庁が商標登録を認めることは考えにくい・・・)

そのためこの商標登録に関して何らかの刑事罰を柚葉さんに課すということは法律的にはできないということになります。
(もっとももし今後裁判に発展した場合民事上のペナルティを柚葉さんが受けるという可能性は残されているようです。)

➁ゆっくり茶番劇 柚葉さんの商標登録取得に対抗する方法は?

さてこの柚葉さんのゆっくり茶番劇の商標登録取得ですが・・・柚葉さんに対抗する方法はあるのでしょうか?

ネット上などでは商標取得から一定期間経過したため異議申し立ては行うことができず5年以内の商標登録無効確認の審判が唯一の方法であるという情報が飛び交っていました。

岡野弁護士曰くやはりこの点についてはネットで出回っている情報通りでした。
やはり法の専門家がこのてんにつき後押ししてくれると情報の信用度がグッと増しますよね。

⓷ゆっくり茶番劇 柚葉さんの商標登録取得により「ゆっくり解説」はアウト?

今回のゆっくり茶番劇の商標登録により「ゆっくり茶番劇」はもちろんそれに類似した名称についても使用はアウトになります。
そのためネット民の多くが心配していたのが「ゆっくり解説」などの他のゆっくり系動画が影響を受けてしまいタイトル変更を余儀なくされるのではないかということでした。

このてんについて岡野弁護士は類似した名称の使用も影響を受けることを認めつつも柚葉さんが自身のSNSで他のゆっくり系のタイトル使用については認めていることからトラブルになることは心配はないだろうという安心する内容の見解を示してくれました。

・・・しかし今後柚葉さんが翻意したら・・・どうなるんでしょうかね?



⓸ゆっくり茶番劇 柚葉さんの商標登録取得で霊夢と魔理沙のキャラクター使用は大丈夫?

さてこの柚葉さんの商標登録取得問題で個人的に一番知りたかった論点がこれです。

ネットでは商標登録取得によりゆっくり系動画でおなじみのゆっくり霊夢と魔理沙の使用についても今後は柚葉さんの使用許諾が必要になるといった意見が見られました。

もしこれが本当であればゆっくり系はもちろんのこと霊夢と魔理沙を使用しているやり込みゲーム動画チャンネルにとっても死活問題です。

この気になる点についても岡野弁護士がズバット解説してくれました。

今回柚葉さんが取得したのはあくまでも「ゆっくり茶番劇」という商標のみ。

そのため霊夢や魔理沙といったキャラクターを他の方が使用することまではその影響は及ばないそうです。

一安心といったところでしょうか?

⓹ゆっくり茶番劇 柚葉さんの商標登録取得問題 岡野タケシ弁護士の解説動画概要まとめ

以上「ゆっくり茶番劇 柚葉さんの商標登録取得問題 岡野タケシ弁護士の解説動画概要まとめ」でした。

この件についてもツイートを見てもかなり感情的になって柚葉さんを攻撃する方が多く目立ちますがこうして専門家が法律的に論点を整理してくれるとスッキリしますし落ち着いて考えることができますよね。
さすがの岡野弁護士さんでした