筆者は元公務員。
毎年この時期になると4月の人事異動に毎回ビクビクしていたのを思い出します。
「通勤に2時間以上かかるところにいくのではないか?」「激務の職場にいくのではないか?」「嫌いなあの人と一緒になるのではないか?」などなど公務員の人事異動はメンタルに大きくかかわります。
おそらくですが4月から不本意な人事異動の内示をもらい完全にメンタルが崩壊。
休職を本気で考えている現役公務員の方もきっと多いと思います。
公務員の場合メンタル面の不調を原因として休職する際はクリニックで「要自宅療養」の診断書を発行してもらい職場に提出する必要があります。
そこで今日はそんな不本意な人事異動が原因でメンタルが崩壊し休職を考えている方向けにメンタルクリニックを始めて受診する際の注意点をまとめていきたいと思います。
目次
➀メンタルクリニックを始めて受診する際の注意点・・・予約は早めに!
公務員は日ごろからストレスが半端ない職務です。
そのストレスが積み重なったところに不本意な人事異動で限界を迎えプツンと糸が切れてしまうということは公務員であれば誰しもが抱えるリスクです。(筆者が典型例です)
そしていよいよ「もう限界だ・・・休職しよう」となったときにはクリニックの診断書が必要になるわけですがメンタルクリニックの受診予約は早めに動く必要があります。
現代社会は心の病を抱える方がふえているためか受診の予約は困難を極めます。
特に初診となると最悪2か月待ちというクリニックもあるほどです。
➁メンタルクリニックを始めて受診する際の注意点・・・帰省した際にクリニックを受診するのはNG
筆者は公務員時代は横浜に在住していました。
一方実家は富山県です。
たまたまなのですが筆者が不本意な人事異動の内示をもらった直後に実家に1週間ほど帰省する用事がありました。
筆者はこの帰省した期間に富山のクリニックを受診しました。
(ちなみにこのときにメンタルクリニックの初診の予約がいかに大変かということを思い知ることとなったのですが10件目くらいに電話したクリニックがたまたまキャンセルが出て受診できました。)
このときの筆者の気持ちとしては「これで予約もとれたしあとは現状をうまく説明して診断書を出してもらえれば・・」という気持ちでした。
ところがここに大きな誤算が!
基本的にクリニックが「要自宅療養」の診断書を出す場合はそのクリニックに通いながら療養することを前提としています。
そのためたまたま帰省した際にメンタルクリニックを受診した場合は「当院に通院して療養するのができないのであれば診断書は発行できません」ということになってしまいます。
そのため休職期間はどこで療養するのかということを念頭に置いてクリニックを選ぶ必要があります。
⓷メンタルクリニックを始めて受診する際の注意点・・・学歴や家族関係などあらゆることを聞かれる
メンタルクリニックというと自身の悩みや症状を先生に聞いてもらう場であるというイメージをお持ちの方がほとんどではないかと思います。
もちろんその時間も設けられてはいますがそれ以上にプライベートのことを根掘り葉掘り質問されることを念頭に置きましょう。
筆者の場合学歴や家族関係、交友関係なども質問されかなり面食らったのを覚えています。
⓸メンタルクリニックを始めて受診する際の注意点・・・診断書の発行は別料金!
メンタルクリニックの1回の受信料は約2000円ほど
です。
しかし休職するために必要な診断書は別料金がかかりこちらも大体2000円ほどかかります。
また休職するために晴れて「要自宅療養」となった場合はほぼ間違いなくメンタルに聞く薬が処方されます。
薬によって料金が違うため一概には言えないのですが1回あたり最低でも5~6000円はお金がかかるということも押さえておきましょう!
⓹不本意な人事異動でメンタル崩壊で休職したい公務員必見!クリニックに初めて行く際の注意点まとめ
以上「不本意な人事異動でメンタル崩壊で休職したい公務員必見!クリニックに初めて行く際の注意点まとめ」でした。
これから公務員は電子化という名のもと業務の複雑化に加え人員削減による業務の膨大化でメンタルを病む職員増加が待ったなしの状況です。
無理をしてもいいことは何もありません。
以前別記事にもまとめましたが公務員は失業保険がない代わり病休や休職した際は制度が充実しています。
限界だと思ったらすぐにクリニックを受診し自分を守りましょう。
公務員組織はあなたを守ってはくれません。
※メンタルクリニック受診する場合お医者さんが休職手続きに必要な診断書を発行してくれるのかどうかも気になりますよね?
果たしてこの診断書は簡単に発行されるものなのでしょうか?
こちらのブログにまとめました!