ボクシング元日本ミドル級王者でボクシングジム経営者の千里馬啓徳容疑者が強制わいせつの容疑で逮捕されたニュースが大きく報道されています。
元日本王者と言う肩書。
さらには3階級制覇を達成した長谷川穂積さんがかつて所属していたジムの会長ということもあってボクシング界では名前の知れた人物の逮捕劇に大変驚いたボクシングファンも多かったのではないでしょうか?
さて本ブログでも以前亀田史郎の3150ファイトクラブに広島LINE事件の犯人とされる持田竜也が出演していた記事やさらには本家ガチンコファイトクラブ生でその後逮捕されてしまったクラブ生についての記事をまとめました。
残念なことに今回の千里馬啓徳容疑者のように日本王者という日本国内を制したチャンピオンクラスの方々でもその後道を誤り逮捕されてしまった方々が数多くいらっしゃいます。
そこで今回はそんなボクシングの逮捕された日本王者たちについてまとめてみたいと思います。
目次
➀ボクシング 逮捕された日本王者たち・・・元日本ミドル級王者 保住直孝
まず紹介するのは今回逮捕された千里馬啓徳容疑者と同じ元日本ミドル級王者の保住直孝氏です。
ヨネクラジムの先輩で井上尚弥が所属する大橋ボクシングジムの会長大橋秀行に「一目見ただけで天才かと思った!」と言わしめたほどの才能の持ち主で日本のみならず東洋太平洋のミドル級タイトルも獲得。
世界タイトルマッチも経験した実力者です。
しかし現役時代からライセンスの無期限停止処分を受けるなど素行の悪さでも有名な選手でした。
そしてその素行の悪さは引退後も健在・・・
2012年3月に同じジムの元プロボクサーと共謀してバーを経営する知人男性から30万脅し取った恐喝の疑いで警視庁大塚警察署に逮捕されたのでした。
※そんな保住直孝ですが・・・またまたやらかしてしまいました。
それも今度は高校・ジムの先輩で現在井上尚弥選手の所属する大橋ボクシングジムの大橋会長らを脅迫していたというとんでもない容疑です。
詳細をコチラにまとめました!
➁ボクシング 逮捕された日本王者たち・・・元日本バンタム級王者 三谷将之
次に紹介するのは元日本バンタム級王者の三谷将之氏です。
興行面で不利な地方の高砂ボクシングジムから日本王者に上り詰めた天才ボクサー。
現役時代は「高砂のサラテ」「日本一美しい右ストレートを打つ選手」として活躍しました。
そんな三谷氏。
引退後に高砂ボクシングジム会長山下忠則氏とともに所属する選手を恐喝。(引退をほのめかした選手に対して思いとどまるよう恐喝まがいの説得。)
傷害と暴力行為法違反で逮捕されてしまいます。
高砂ボクシングジムといえば以前にも会長の山下氏が所属する女子選手の自宅にICレコーダーを仕掛け盗聴した容疑で逮捕され大きなニュースとなりましたよね。(詳細はコチラ!)
三谷氏・・・選んだボクシングジムが悪かったということでしょうか。
⓷ボクシング 逮捕された日本王者たち・・・元日本バンタム級・スパーバンタム級王者 瀬川設男
次に紹介するのは日本タイトルを2階級にわたって獲得した瀬川設男氏です。
ソウルオリンピックに出場した経験のあるアマチュアエリートボクサーでそのテクニックに裏打ちされたボクシングで活躍。
メキシコの英雄オスカー・ラリオスとの激闘で知られる仲里繁選手や元世界王者の山口圭司選手にも勝利した名選手でした。
そんな瀬川氏ですが引退後に当時お付き合いのあった女性、その母親、さらにはそのご近所に至るまでのトラブルを起こし逮捕。
その後付き合っていた女性からDVの被害届を出され(その後被害届は取り下げ)、警察からストーカー規制を受けたようです。
⓸ボクシング 逮捕された日本王者たち・・・元日本フェザー王者 雄二ゴメス
次に紹介するのは元日本フェザー級王者の雄二ゴメス氏です。
黒人特有の身体能力に加え高校時代にパワーリフティングで培った圧倒的なパワーを武器に日本でデビューするや連戦連勝。
東日本はおろか全日本の各新人王を獲得。
さらには第5戦目から11戦目まで7連続初回KO勝利の日本新記録を樹立しその勢いのまま無敗で日本フェザー級の王者となりました。
そんな雄二ゴメス氏。
引退後の2013年にセクシー男優へ転身。
ボクシングファンを驚かせました。
そしてさらにボクシングファンを驚かせたのがセクシー男優転身の翌2014年。
暴力団関係者とともに会社役員を脅したとして暴力行為法違反容疑で逮捕されてしまったのです。
その後2017年まではセクシー男優として活動されたゴメス氏。
しかしブログ・Twitterともにここ数年更新が途絶えています。
また「ゴメス氏が逮捕」というニュースが流れないことを祈りたいものです。
⓹ボクシング 逮捕された日本王者たち・・・元日本5階級制覇王者 湯場忠志
次に紹介するのは元日本5階級制覇王者(ライト・Sライト・ウェルター・Sウェルター・ミドル)の湯場忠志氏です。
階級が日本人にとって鬼門とされる中重量級クラスということもあってか世界挑戦こそならなかったものの日本国内で5階級にわたり国内タイトルを獲得したまさにレジェンドボクサーです。
現在ご子息の湯場海樹選手もプロデビューし早速日本ライト級のユース王座を獲得したことが大きな話題となりました。(もし日本ライト級のタイトルを獲得すれば親子2代でライト級タイトル獲得の大偉業です!)
そんな湯場忠志さんについてショッキングなニュースが飛び込んできたのは2018年。
なんと元交際相手の女性にわいせつ画像を送り付け、さらには「絶対につぶす」などのメールを40回以上にわたり送信しストーカー規制法違反の容疑で逮捕されてしまったのです。
⓺ボクシング 逮捕された日本王者たち・・・元日本ウェルター級王者 大曲輝斎
次に紹介するのは元元日本ウェルター級王者の大曲輝斎(おおまがり てるよし)氏です。
現役時代に12連続KO勝利を記録するなど圧倒的なパワーを武器に勝ち続け上述の湯場忠志氏とのウェルター級タイトルマッチでは1ラウンドKO勝ち。
見事日本王者となったのでした。
そんな大曲さんも引退後の2016年に知人男性のペルー人の顔を殴り鼻骨を骨折させ(全治3週間)傷害容疑で逮捕されてしまったのです。
※そんな大曲氏の近況がYouTubeアットホームチャンネルで明らかになります。
気になる現在は生活保護受給のホームレス?
詳細はコチラです!!
⓻ボクシング 逮捕された日本王者たち・・・まとめ
以上「ボクシング 逮捕された日本王者たち」についてまとめました。
1990年後半以降に活躍した選手のみについてまとめたため抜けがあるかもしれませんがそれでも6名もの日本王者たちが引退後逮捕されていたのです。(また改めて容疑を見てみると恐喝・傷害・ストーカー規制法違反の3つに集約されていますね。)
はたして次にこの中に名を連ねることとなる日本王者は誰になるのでしょうか?
・・・これ以上ボクシングファンを驚かせることがないことを祈りたいものですね。
※ボクシングの頂点世界王者にまで上り詰めてしまった日本人も何人か存在します。
そんな逮捕された日本人世界王者達をコチラにまとめました。