私の地元富山県の舟橋村役場のパワハラ問題が全国的に大注目を集めています。
今日はこの舟橋村役場パワハラ問題の概要や公務員がパワハラから身を守るためには身バレも厭わない告発こそが最大の防御方法だということを「舟橋村役場のパワハラ問題 公務員がパワハラから身を守る最大の防御方法は身バレ上等の告発!」としてまとめていきたいと思います。
目次
舟橋村役場パワハラ問題の概要まとめ
まずはこの舟橋村役場パワハラ問題の概要をまとめます。
パワハラを行っていたのは40代の男性職員。
10年以上前から暴言や侮辱行為やセクハラ行為を複数の職員に繰り返し行い結果的に被害に遭ったのはなんと全職員の約三割!
そして2名は加害者のハラスメントにより退職し4名はメンタル不調に陥りました。
そして2021年2月に被害者4名が団結し告発を行いようやく加害者に戒告処分という形で懲戒処分がくだされたのでした。
舟橋村役場 加害者のハラスメント行為まとめ
ではこの40代の男性職員が具体的にどのようなハラスメント行為を行っていたのかを以下紹介します。
・研修明けから職場に戻ってきた職員が残業して溜まっていた仕事をしていたところ「ああいう普段仕事をしていないのに夜ばかり仕事をして時間外をつけるのはダメなやつだから真似しないように」とまわりに聞こえるようになじられた。
・勝手に女性職員の写真を撮り「美のカリスマの写真を送ります」とコメントを付け第三者にメールで送信
・今回の加害者が行ったかは定かではないものの被害者の車がパンクさせられるということが続いた。
これが10年以上続いたというのだから呆れたものですよね。
舟橋村役場パワハラ問題 何故10年も続いた?
では何故この男性職員のハラスメント問題が10年も放置されたのか?
最大の理由としては役所というのは狭い組織のため下手に誰かに相談しようものなら身バレしてしまうことが怖かったという意見が多いようです。
特に舟橋村は職員が30人と本当に小さな組織のため余計にこういった心理が働いたのでしょうね。
公務員がパワハラから身を守る最大の防御方法は身バレ上等の告発!
さてこのような「狭い組織なので身バレが怖い」という考えですが‥私も昔はこうでした。
しかし国家公務員時代に積極的にパワハラ問題について内部告発を行ってきた経験から今ではこの考えは全く理解できません(笑)
むしろパワハラの告発は身バレした方がより効果が高まると確信しています。
私の場合ですが音声や画像をしっかり保存してそれを告発と同時に加害者本人にも転送するというぶっ飛んだ方法をとっていました。
一見常軌を逸したやり方かもしれませんがこうすることで加害者に心理的に圧力をかけることができます。
またこういうかたちで告発を行うことで人事部門にも圧力をかけることができ「コイツは問題のある職員と組ませるとすぐに堂々と告発をするから一緒にしてはダメだ!」と同じセクションで仕事をすることがなくなります。
私はこの方法で幾度となく自分の身を守ってきたのです(笑)
「舟橋村役場のパワハラ問題 公務員がパワハラから身を守る最大の防御は身バレ上等の告発!」まとめ
以上「舟橋村役場のパワハラ問題 公務員がパワハラから身を守る最大の防御は身バレ上等の告発!」でした。
ちなみに舟橋村は日本一小さい村で非常にのどかな所です。
しかしこのような一見平和そうな所でもこのような問題は潜んでいます。
公務員試験に合格し喜んでいる方には水を差すようですがあなたがこれから働く職場もパワハラが横行しているという前提で身構えておくべきです。
そしていまだ根強い「忍耐こそ美徳」という考えは捨て去りましょう!
我慢などするだけ無駄です。
また公務員組織は上司への相談レベルではハラスメントに対して動かないと思った方が賢明です。(舟橋村の職員の何名かは上司に相談していましたが相手にされなかったことも判明しています)
身バレ上等の告発を行い相手や人事部門に「コイツはヤバイ!」と思わせることこそが最大のパワハラ防御方法なのです。