今日ツイッターを見ていると「行政書士怒り」という言葉がトレンド入りしていました。

よくよく調べてみると行政書士がコンビニ店員に悪質なクレームをつけたことが話題となり炎上しているというものでした。

そしてこの炎上騒動をうけツイッター上で見受けられたのが「行政書士だから頭はいいはずなのに何故こんなことを?」という書き込みです。

この行政書士という士業‥皆さんが思っているほど大した資格ではありません。

以下「行政書士はたいしたことはない!無能な公務員でも資格がもらえる士業資格」として今回の炎上騒動の経緯とともにまとめていきたいと思います。



トレンド入りの「行政書士怒り」 何があった?

まずは今「行政書士怒り」がトレンド入りしている炎上騒動をまとめていきましょう!

元岸和田市議で行政書士の高比良正明氏がセブンイレブン内でおにぎりを食べたところ店員に注意されたことに対して立腹。

その時の顛末をご自身のブログに掲載したところ「店側の対応が正しい!」という声が圧倒的多数。

むしろ「高比良氏のほうが良識がない!」として絶賛大炎上となっています!

行政書士書士試験は難関?公務員試験より難しい?

さてそんな絶賛大炎上中の高比良氏ですが行政書士という法律系の資格を持つ方であるということもあり「頭はいいはずなのに何故こんなことを?」という声も多く見うけられます。

しかし実際問題として行政書士は法律関係の資格の中で一番簡単な部類に入るためそこまでの難関資格ではありません。

筆者は元国家公務員なのですが行政書士試験の試験科目は公務員試験の試験科目とほとんど一緒です。

また難易度も公務員試験より少し難しいといったレベルです。

ちなみに筆者は行政書士試験の本試験には一点足らず不合格でしたが大手予備校の主催する模試ではいつも全国成績優秀者に名前が掲載されていました。

つまり公務員試験に合格できる学力があれば十分受かるレベルの試験といえます。



行政書士書士は公務員が一定年数勤めれば資格が得られる!

さてこの行政書士の資格‥上述のとおり筆者は本試験に不合格でした。

しかし筆者はこの行政書士の資格を持っています。

何故かというと国家公務員として17年以上勤務したからです。

あまり知られていないのですが行政書士は高校以上の卒業者が公務員として17年以上勤務することでその資格が得られます。

つまりこの高比良氏も本試験に合格したのではなくダメ公務員が勤続年数の要件をクリアすることで行政書士となった可能性もあるということです。

ちなみにこの公務員が17年以上勤務すると行政書士の資格を貰えるというのは行政書士法二条6項に規定されています。

以下条文を紹介します。

※行政書士法二条6項

国又は地方公共団体の公務員として行政事務を担当した期間及び行政執行法人(独立行政法人通則法(平成十一年法律第百三号)第二条第四項に規定する行政執行法人をいう。以下同じ。)又は特定地方独立行政法人(地方独立行政法人法(平成十五年法律第百十八号)第二条第二項に規定する特定地方独立行政法人をいう。以下同じ。)の役員又は職員として行政事務に相当する事務を担当した期間が通算して二十年以上(学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)による高等学校を卒業した者その他同法第九十条に規定する者にあつては十七年以上)になる者

「行政書士はたいしたことはない!無能な公務員でも資格がもらえる士業資格」まとめ

以上「行政書士はたいしたことはない!無能な公務員でも資格がもらえる士業資格」でした。

わたしの経験上この公務員の職歴を利用して行政書士として活動しているのにろくなのはいません(笑)

この高比良氏が本試験に合格したのか?

それとも公務員の職歴利用組なのか?

非常に気になるところです。