本ブログで度々お話ししていますが私は元国家公務員。
当時の経験を踏まえた国家公務員系の記事をいろいろと書いているところです。
さて国家公務員の人事異動の内示が解禁され4月に人事異動が控えています。
今日はそんな人事異動のなかからとくに出向に焦点を当ていろいろと書いていきたいと思います。
目次
➀国家公務員の人事異動 別組織への出向
国家公務員の人事異動は通常は同じ組織内の各部署を転々と異動するのが基本です。
しかし全くの別組織へと異動する出向というものがあります。
例えば私は国土交通省の出先機関の運輸局という組織で採用された人間なのですが・・・
運輸局という組織を飛び越えて国土交通省本省や関連する独立行政法人などで勤務することがあります。
ちなみに私は本省勤務こそなかった(危うく行かされそうにになりましたが運よく回避できました)ものの独立行政法人へは出向したことがあります。
➁国家公務員の人事異動 出向あるある プロパー職員からの理不尽な要求に気を付けろ!
さてこのように出向という形で別組織で勤務することになった場合ですが・・・出向先で思わぬ理不尽な待遇を受けることになります。
それはもともと出向先の組織で採用されたプロパー職員によるものです。
私も独立行政法人時代かなり理不尽な要求をあれこれと突き付けられました。
実は最近私の運輸局時代の知り合いで現在本省へ出向している職員と久しぶりに話をしたのですが・・・
やはりこの問題は独立行政法人のみならず本省においてもあてはまるようで私の知り合いにもプロパー職員からの理不尽な要求にかなり悩んでいました。
なかでも特に理不尽だと感じているのは仕事の割り振りについてとのことで以下の内容の愚痴をこぼしていました。
・プロパー職員の多くが嫌がる仕事が出向職員の仕事とされていること
・人員削減があった場合その減った人員の仕事は出向者にもれなく押し付けられること
⓷国家公務員の人事異動 出向先のプロパー職員からの理不尽な要求に立ち向かえ!
私も独立行政法人へ出向した際この本省へ出向している職員の悩んでいることとと同じことに理不尽さを感じていました。
あるとき人員が1名削減されることになり「出向者だから・・・」という理由でその分を私が担当することになりました。
ところがあるときその状態から1名が退職することになったのですが・・・なんとプロパー職員管理職はその退職職員の分まで私がまるまる仕事を引き継げと理不尽極まりない要求をしてきたということがありました。
さて普通の職員ならば耐え忍んでその申し出を引き受けるのでしょうが・・・
この理不尽さにキレてしまった私・・・その申し出を頑として拒否しました!
その結果以降は理不尽な要求をされることはなくなりましたが・・・
多くの方はこうやっていいように利用されるんだろうなということを痛感させられた出来事でした。
⓸「国家公務員の人事異動 出向職員あるある プロパー職員からの理不尽な要求に気を付けろ!」まとめ
以上「国家公務員の人事異動 出向職員あるある プロパー職員からの理不尽な要求に気を付けろ!」まとめでした。
何故かはわかりませんがこと出向した場合プロパー職員は出向職員を下に見てくる傾向があります。
これから初めて出向される方は基本周囲は敵と考えておくことをお薦めします。
そして理不尽なことには頑として戦いましょう!!
我慢していてもその我慢が原因でメンタルを病んでは元も子もありません。