ここのところ公務員組織がいかに隠ぺい体質であったり決死の覚悟での公益通報を行った職員が守られなかったりということがよくニュースになりますよね。
しかし悲しいことにこれが公務員組織の実態なのです。
筆者も国土交通省の出先機関である関東運輸局に勤務する現役国家公務員なのですが嫌というほど体験しています。
そこで私の体験談を交えながら公務員組織がいかにオワコン組織であるかをまとめていきたいと思います。
目次
公務員組織は隠蔽体質?都合の悪いことには明確に答えない?
筆者は関東運輸局内のありとあらゆる問題行為を公益通報や行政相談窓口経由で告発や相談をしています。
さてその告発や相談のほとんどは関東運輸局人事課の「人事に関することは答えられない」の一言ででなにもされないまま突き返されます。
さてここで疑問が生まれます。
それは『「人事のことは答えられない」というのは何法の第何条に明確に規定されているのか?』ということです。
そこでこの質問を関東運輸局人事課にぶつけてみたのですが・・・とても面白い回答が返ってきたのです。
公務員組織は隠蔽体質?関東運輸局人事課は幼稚な回答に終始!
その面白い回答とは「人事のことは法的根拠の有無にかかわらず回答できない」というものでした。
筆者は「人事上のことにはこたえられない法的根拠があるのかないのか?」の2択を聞いています。
それに対して関東運輸局人事課から返ってきた回答は「根拠の有無にかかわらず人事のことは答えられない」という全く的外れな回答だったのです。
そこで直ちに「いやその根拠があるのかないのかを問うているのです」と質問を投げかけました。
するとまたまた面白い回答が(笑)
今度は「前回すでに回答済み」というのです(笑)
もちろん直ちに「法的根拠があるのかないのか答えていませんよ」と投げかけましたが「既に回答済みの質問には答えられない」として以降はいくら質問をぶつけようが無反応です(笑)
そして結局「人事のことは答えられない」という法的根拠は実際あるのかないのかは謎のまま私の追及は闇に葬られることになったのでした。
関東運輸局人事課のそのほかの隠ぺい事例
実はここまで紹介したのはほんの一例。
関東運輸局人事課は国家公務員組織が都合の悪いことは明言を避ける組織だということを如実に示す回答を送付してくれています。
それは私が職員の不正を訴えた際のこと。
この告発に関しては証拠をバッチリ押さえていたため告発を受けた職員には「厳正な対処を行った」旨の回答が届きました。
ところがです。
その回答を受け「厳正な対処を行ったということは私が告発をした職員は不正を働いていたということでよろしいですね?」と追及したところまた面白い答えが返ってきたのでした。
その回答内容は「すでに回答済みである」というものでした(笑)
そこでただちに「厳正な対処を行ったとしか回答はありませんが職員のSは不正をしていたということでよろしいですね?」と具体名を入れ質問したのですが・・・ここでもやはり「回答済みのため答えられない」というお決まりのパターン(笑)
結局Sが不正をやっていたというかたちの問いかけには決して明確に答えないのでした。
公務員組織は都合の悪いことは守秘義務違反もいとわない?
さてここまでは公務員組織の隠蔽体質についてみてきましたが・・・公務員組織は組織にとって都合の悪い人物には守秘義務違反もいとわない組織です。
通常であれば公益通報窓口への内部告発や行政相談窓口への相談は告発者や相談者が匿名扱いを希望している以上は守秘義務違反により秘匿性は守られます。
ところがです・・・約3年にわたりありとあらゆる告発や相談をしている私が相当迷惑な存在なのでしょう。
なんと関東運輸局人事課はここまでの相談・告発内容から私を特定したうえで私が行政相談窓口で相談を行ったことを所属長に連絡しその所属長を通じて行政相談の回答をよこしたのでした。
このように組織にとって面倒なことは徹底的に隠ぺいし邪魔な存在には守秘義務違反を行うことになろうがとことん嫌がらせを行う・・・それが公務員組織というところなのです。
「公務員組織は隠蔽体質?都合の悪いことには守秘義務違反もいとわない?」まとめ
以上「公務員組織は隠蔽体質?都合の悪いことには守秘義務違反もいとわない?」として最近話題の公務員組織の隠蔽体質などの闇について実体験を交えつつまとめてみました。
本当に公務員組織はマジでえげつない組織です。
絶対に志望しないことを強くおすすめします(笑)