筆者は元国家公務員。
そして国家公務員時代に壮絶なパワハラを受けていたこともあり公務員のハラスメント関係の記事も定期的にまとめています。
そんな筆者にとって大変興味深い記事がヤフーニュースに掲載されました!
神戸大学医学部附属病院に勤務する男性職員が職場内の誰かによるものとされるハラスメントをうけていることがとりあげられ大きな反響を呼んでいます。
以下「国家公務員のハラスメント 神戸大学医学部附属病院のパワハラ嫌がらせ行為がやばい!」としてまとめていきます。
目次
➀神戸大学医学部附属病院内でのハラスメント行為が陰湿すぎてやばい!
さっそく概要をまとめていきます。
ハラスメント被害に遭っているのは神戸大学医学部附属病院で働く61歳の男性職員です。
定年後に課長級の職員として再任用されたものの同僚職員とのトラブルで休みがちに・・・
そんななか何者かから「課長宛て」というかたちでハガキが届きます。
その内容がこの男性職員に対する誹謗中傷を内容としたもの。
これらのハガキは計3回にわたって送られてくることに・・・
結果この男性職員はうつ病とパニック障害は併発し休職に追い込まれてしまうのでっした。
➁神戸大学医学部附属病院課長宛てのハガキの内容がやばい
では3回にわたって送られてきた男性職員に対するハガキの中身を紹介したいと思います。
・「定年、再雇用後に休職か 仕事をやる気のない、能無しの〇〇君よ もう、このまま二度と職場に来るな 早く退職しろ 顔を見るのが鬱陶しい」(〇〇は男性職員の本名が記載。以下同じ)
・「窓際族・月給泥棒の〇〇君、君がいなくても何も困らないんだから早く退職しましょう。貴方の顔を見たくない人がたくさんいるのに気付かれませんか?」
・「仕事も全くやる気なし 窓際族・月給泥棒の〇〇君 君の存在は、組織に不必要 君の顔を見たくない人が、たくさんいる。」
匿名のフリーアドレスを使ってのメールではなくハガキを使ってわざわざ郵送してくるあたり手が込んでいるというか陰湿なやり方ですよね。
そして何よりやっていることがやばすぎますよね。
⓷神戸大学医学部附属病院ハラスメント問題 病院側の対応は?
さて大きくヤフーニュースに取り上げられることになったこの問題。
気になるのは大学側の対応ですよね。
3回にわたり男性職員を誹謗中傷する内容のハガキが送られてきたことに関しては「犯人が特定できず誰が送ったか分からないので対応が難しい部分がある。」とコメントしています。
このてんヤフコメでもありましたが「このようなハガキが3度にわたり送られたことに関して遺憾である」というようなコメントが何故ないのか?
男性職員に対しての配慮が欠けているように感じます。
また男性職員が人間関係に悩んでいたことに関しては「個人が関わってくることなのでコメントは差し控えさせていただきます」とコメントしています。
出ました(笑)
都合の悪いことは「人事上のことや個人がかかわる」として役所が使う逃げの常套手段です(笑)
このコメントを見る限りまともな対応は期待できそうにありませんね。
⓸「国家公務員のハラスメント 神戸大学医学部附属病院のパワハラ嫌がらせ行為がやばい!」まとめ
以上「国家公務員のハラスメント 神戸大学医学部附属病院のパワハラ嫌がらせ行為がやばい!」でした。
実はこの問題ですが・・・男性職員の方はツイッターをやられていてツイッター界隈ではこの問題はかなり関心が高まっていました。
それがついにヤフーニュースに掲載!
これがきっかけでいいふうに流れが変わってほしいものです。
また私は公務員のパワハラ対策として弁護士保険ミカタを強く推しています。
実はこの男性職員の方は3回にわたりハガキが届いたことに関して職場の人事課に顧問弁護士に相談できないかということを確認されたのですが・・・大学からの回答は「顧問弁護士に相談しても意味がない」という一言で片づけられてしまったようです。
嫌がらせ葉書の件を大学本部の人事課に報告しました。顧問弁護士に相談できないかと依頼。回答は「顧問弁護士に相談しても埒が明かないと。現状では無視しておくしかない。注意喚起を行うしか手がないとのこと。」この回答にはがっかりしました。何も対応されないとは。#神戸大学 #パワハラ
— パワハラ休職中の主夫 (@WIHfVorlzT00QhL) May 6, 2023
何か困ったことが起きても公務員組織は何も対応してくれません。
いざとなった時には自分で弁護士に相談できる体制を準備しておくのがいかに重要であるかということが今回の神戸大学医学部附属病院のハラスメント問題から痛感させられますよね。
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