各省庁の行政機関が集中する神奈川県横浜市にある横浜第2合同庁舎。
その横浜第2合同庁舎で今日火災が発生したことが大きなニュースとして取り上げられています。
このブログで度々公言していますが私は元関東運輸局の国家公務員なのですが関東運輸局の本部もこの横浜第2合同庁舎の中にあり私も15年ほど前になりますが勤務したことがある建物です。
今日はこのニュースについて庁舎の概要や火災の発生源や原因についてまとめてみたいと思います。
目次
横浜第2合同庁舎火災・・・庁舎の概要
横浜第2合同庁舎は横浜市中区北仲通5-57に所在する省庁の出先機関の合同庁舎です。
ちなみに第2とつくのは山下町にある横浜合同庁舎の次に設置された合同庁舎だからという理由です。
その歴史は古く施行されたのは1926年ともうすぐ100年!
1995年に改築が行われ現在の姿になりました。
改築前の1990年には横浜市認定歴史的建造物として認定されている由緒ある建物です。
横浜第2合同庁舎火災・・・どんな行政機関が入っている?
では今回火災が起こった横浜第2合同庁舎。
どんな行政機関が入っているのでしょうか?
以下まとめたいと思います。
(農林水産省関係)
東農政局横浜地域センター
横浜植物防疫所
独立行政法人農林水産消費安全技術センター本部横浜事務所
(厚生労働省関係)
神奈川労働局
横浜南労働基準監督署
関東信越厚生局麻薬取締部横浜分室
(法務省関係)
横浜地方法務局
(財務省関係)
関東財務局横浜財務事務所
(国土交通省関係)
関東運輸局
関東地方整備局港湾空港部
第三管区海上保安本部
独立行政法人海技教育機構
(防衛省関係)
南関東防衛局
横浜第2合同庁舎火災・・・発生元や原因は?
さて今回の火事の発生源ですが庁舎2階の関東信越厚生局麻薬取締部横浜分室であることがニュースで明らかとなっています。
では気になる原因は何なのでしょうか?
麻薬取締部というと犯罪組織の嫌がらせかと考える方も多いのではないでしょうか?
しかしその線は薄いのではないかと予想します。
一昔前までは横浜第二合同庁舎内へ用がある方は誰でも簡単に入ることができました。
しかしここ最近庁舎内へ入る場合はセキュリティーが強化されています。
勤務している職員はICチップが埋め込まれた身分証がないと入館できません。
また用がある方は入り口で記帳をしたうえで入庁許可証ももらわないと入れない仕組みになりました。
このため少なくとも外部からの犯行ということはまず考えられないのではないかと予想します。
「横浜第2合同庁舎火災・・・発生源や原因は?犯罪の可能性はある?」まとめ
以上、「横浜第2合同庁舎火災・・・発生源や原因は?犯罪の可能性はある?」についてまとめました。
現在では無事に鎮火しまた不幸中の幸いにもけが人など人的被害はなかった今回の火災。
私も退職せずに勤務していたならばその場に出くわしていたかもしれないだけに思わずゾッとせずにはいられませんでした。
あとは気になる火災の原因がゾッとするような呆れた公務員のトンデモ行動でないことを祈るばかりです。